2014年09月02日

家族の崩壊に向き合う児童相談員

■TV DORAMA■
家族狩り(TBS 金曜ドラマ)
脚本:大石静ほか 演出:坪井敏雄/山本剛義/伊藤雄介
14.0901kazoku.jpg★★★★☆

 おどろおどろしい家族の崩壊劇が連続。それらは一家心中か、あるいは一家惨殺か分からぬ展開に終わり、ヒロインの氷崎游子(ヒザキユウコ=松雪泰子)に一時は犯人の疑いがかかる。氷崎は児童ケアセンターの職員で、虐待された児童を見ていく中で壊れた家族を目の当たりにしてきた。家族を救いたいという意思で氷崎とつながっていたはずの相談員、山賀葉子(財前直見)がそれらの犯人であるとやがて知れる。氷崎は、山賀と同士の害虫駆除業者、大野の2人にとらえられ、新たな「家族狩り」のターゲットである芳沢家の葬送の儀式に立ち会わせさせられる事に。さらには氷崎の理解者で高校美術教員の巣藤浚介(伊藤淳史)も失踪した氷崎を追う中で捕獲されその儀式を目前にする事に、という第9話の終わり。次回10話めで完結。
 初回から惨殺現場のグロテスクな描写が続くダークなトーンで、観るのに気が重い流れが続いたが、巣藤役で出演の伊藤淳史やその友、渓徳(北山宏光)らコメディ要員の存在でダークさが中和されバランスとれた構成に。家族の真相に深く切り込んだ天童荒太原作ものの強い吸引力に先導されいい出来のドラマ。

official

wiki
posted by nyony at 09:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月30日

暑苦しさ満席のリバイバル

HERO(フジ系)
脚本:福田靖 演出:鈴木雅之/平野眞/金井紘
14.0829hero.jpg★★★☆☆

 視聴率全話30%超えの伝説的ドラマ「HERO」の続編。前回は2001年1月期なので、およそ13年ぶりの続作。前回は見ていないのでよう知らんが、出演者は主演のキムタクほか何人か、あと主題歌などが前回と同じだと。お堅い職業であるはずの検事だが、キムタク演じる久利生公平はジーパンにカジュアルシャツが定番、真実を突き詰めるため徹底した現場検証、事件捜査もいとわない型破りな検事、と言った役どころ。一種かぶり物のような強いキャラクターを持ったヒーロー久利生検事。性格付けの1つとして無類の通販マニアで10何年前はなかったであろうiPhoneを駆使してポチっとしまくり検事部屋で怪しげなエクササイズマシンをお試し。後は取り巻く検事や事務官仲間が事務所の中央にある共有スペースでコントのようなやり取りを繰り広げる定番。基本はコメディ仕立てで見やすい構成。久利生検事の補佐をする事務官には前回の松たか子から北川景子にチェンジ。木更津の元ヤンで目つきの悪さなど久利生に突っ込まれ、さらには窮地を救われるなど2人のコンビワークが毎回主軸となる。行きつけのバーのマスター(田中要次)で「あるよ」しか言わない無表情キャラもいい味。ほか松重豊 杉本哲太 小日向文世 吉田羊ら出演

official

wiki
posted by nyony at 10:47| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月26日

暑苦しさ満席のリバイバル

若者たち2014(フジ系)
脚本:武藤将吾 演出:杉田成道/中江功/並木道子
14.0825wakamono.jpg★★★☆☆

 妻夫木聡が長男役で主演。両親なし兄妹5人それぞれの事情入り交じり混迷きたす若者群像劇。そもそもが、48年前、1966年に放映されたもののリメイクで、5人兄妹の設定を残している。前作は知らねど、2014年版では前作、昭和の雰囲気を重んじた作りか、兄妹の暮らす家や回りの雰囲気もそうだし、役者陣のやたら張り上げる声やオーバーアクション加減、兄弟でのプロレス、空き地の水たまりでケンカなどと、暑苦しい場面の応酬。まあそれはそれで新鮮な見栄えではあるかな。6話まで進み、兄弟プロレスは徐々に減り、物語を落ちついてみせていく傾向。兄弟や自分の難事に体当たりで打ち当たる長男。兄弟のキャストは、次男=瑛太、長女=満島ひかり、三男=柄本佑、四男=野村周平、ほか長澤まさみ、蒼井優、橋本愛、吉岡秀隆らがからむ。監督は『北の国から』の杉田監督が20年ぶりTV連ドラの演出と

official

facebook

posted by nyony at 09:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月24日

柳楽優弥弩級のハイテンション

アオイホノオ(テレビ東京・ドラマ24)
原作:島本和彦 脚本・演出:福田雄一
14.0823aoi.jpg★★★★☆

 原作コミックをベースにした、漫画家志望の芸大生を取り囲む学園ものドラマ、テレ東、深夜の自由系ドラマ枠で、作りも劇画調にしつらえ常にハイテンション。主演、焔燃(ホノオモユル)役の柳楽優弥も元々が濃ゆい顔の作りだが、これがマッチングしていて、ディープに劇画調でギャグ漫画ライクな構造。原作は知らぬが、過剰なまでの立て込み加減はかなり漫画っぽくて、原作の世界観を再現したものだろうと想像できる。
 80年代初頭、大阪芸大が実名実在で舞台となる。当時の映像学科に集まった後の成功者、庵野ヒデアキらとその仲間たち。優秀な同期生を目の当たりに、ホノオはこれまで抱いていた自信が揺るがされる。ウルトラマンやらのSF、特撮がふるっていた当時、庵野らは巧みな作画力でアニメーションによるSF世界を展開し、それを横目にホノオはSFかあるいは学園モノかを揺らぐ。実際にあこがれの女子や好いてくる女子らはいてモチーフに欠かない。
 原作はほぼ半自伝的に展開しているとの事で、作りは荒唐無稽ながらリアルさはある。当時の映像ほか、ファッション、部屋に置いてある小道具なども昭和感たっぷりで分厚い再現性
 出演はハイテンションに飛ばしまくる柳楽優弥ほか、山本美月、安田顕、ムロツヨシら。それぞれが独特のキャラ武装でからみ合い爆発するコメディ路線

official

facebook

posted by nyony at 09:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月10日

自虐か開き直りか

おわこんTV(NHK プレミアムよるドラマ)
脚本:松木創 / 下山健人  演出:松木創 / 淵上正人
14.0809owakon.jpg★★★☆☆

 TV番組制作会社をモチーフにし、業界の裏事情を描いた人間ドラマ。こと、時に話題となる「やらせ」問題や、局と制作会社の力関係、視聴率など、アンタッチャブルな話題に切り込んで、切れ味はなかなかに鋭い。テレビは終わったコンテンツ=「おわこん」と自虐なタイトルを付けつつ、その楽屋裏では必死に戦う人々がいて、日々葛藤しており、マグマのたまった火山の様な巨大なエネルギーを秘めていると知らされる。
 TV業界にはびこる矛盾は無限にあって、そんな矛盾の中でも、例えば数字(視聴率)に関しては、民放でいえばスポンサーありきで予算組みがなされるために、数字イコールどれだけの人々にリーチしたかに換算され、その後の対応が決められる。数字が低ければスポンサーにとっては出稿する意味が無くなる。その反面、数字至上主義となった際の功罪も知れてるはず。
 ドラマでは、そんな視聴率に対し、「視聴率至上主義がTVをダメにしたのでは」とADのセリフなどに散らして切り込んでいく。それを上司は、重要に決まってる、とはねつけるが、根拠に乏しい。TV業界の矛盾を広げて見れば。世の中の矛盾とつながる。世の矛盾を一手に背負う宿命を持った業界ともいえるかな。
 全8回

official

wiki
posted by nyony at 09:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月28日

黒田如水の大仕事

軍師官兵衛(NHK大河ドラマ)
脚本:前川洋一  演出:田中健二 / 本木一博 / 大原拓
14.0727taiga-.jpg★★★☆☆

 後の黒田如水として知られる、黒田官兵衛の史実を追った大河。軍師をヒーローにした大河は、武田方軍師、山本勘助を扱った「風林火山」に続く。歴史の黒幕、フィクサーが狡猾に暗躍する様はTVドラマのブラックヒーローとして好モチーフ。官兵衛はジャニーズ岡田が演じて、初段はただ爽やかスマートなだけの役柄だったが、一年もの大河で中段過ぎとなり、戦乱にもまれ、特に有岡城幽閉以降、いよいよその本領が発揮される歴史トピックが続出の頃となり、否が応でも貫禄も出てくるというもの。ストーリー構成でも一番の盛り上がり時か。織田軍最大の敵、毛利攻めにおいては「高松城水攻め」。本能寺の変で信長が倒れると、天下取りのチャンスとして秀吉をそそのかし、毛利とは急速和睦を果たして、信長を倒した光秀攻めへと中央に引き返す「中国大返し」など史実の大事業を果たす頃合い。秀吉天下の後は、余りの知略ぶりに徐々に疎んじられるとなるか。舞台は九州、そして朝鮮攻めの迷宮へと進む
 全50回

official

wiki
posted by nyony at 09:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月26日

ハナコとレンコとその周辺

花子とアン(NHK連続テレビ小説)
脚本:中園ミホ  演出:柳川強、松浦善之助 ほか
14.0725hana.jpg★★★☆☆

 甲府の田舎娘がいかにして著名翻訳者になったか、そしてその友、葉山蓮子の生き方とは…。
 NHK朝ドラで、『赤毛のアン』の翻訳者「村岡花子」をモデルに下敷いたドラマ。吉高由里子が主演ハナコ役で東京のミッションスクールで折り目正しく育ちながら、時々の酒飲みシーンではバツグンの酔っぱらい芝居を見せ吉高イズムを炸裂させる痛快ドラマ。葉山蓮子(レンコ)は、実在の白蓮事件でその当時世間に知れ渡るスキャンダルをふりまいた柳原白蓮なる人物がモデル。仲間由紀恵が重みある芝居でドラマに変化を付ける。
 現行のストーリーは、村岡花子が学校卒業後、一時地元甲府で教師となるも、文学の夢捨てきれず、東京のかつてアルバイトをしていたツテの出版社に勤めはじめ、出入りの印刷屋で、前に英語辞書をプレゼントされており縁浅からぬ男、村岡英治と曲折の後結婚し一児をもうけた所。平行するレンコのストーリーは、嫁いでいた福岡の石炭王、嘉納伝助の下を離れ、社会主義活動家・宮本龍一と駆け落ちの生活をはじめ、ハナコがこれをかくまうなど奔走の頃合い。
 道ならぬ恋は、レンコの駆け落ちもそうだが、ハナコと夫、英治の2人にも。かつて英治は病気の妻を抱えながら、出入りの出版社でバイトしていたハナコに思いを寄せ、未遂でしのいでいた過去があり、そんな2人の似た境遇が和音となり鳴り響く。
 NHKならでは豪華な映像技術で大正ロマンの世を美的絵づくりで浮かび上がらせる制作
 9/27まで

official

wiki
posted by nyony at 08:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

下町人情探偵もの

リバースエッジ 大川端探偵社(TX系)
監督・脚本:大根仁
14.0610river.jpg★★★☆☆

 オダギリジョー主演の探偵ドラマ。テレ東深夜枠で攻め系の勢いがあり独特の雰囲気をかもすスタイルだが、ハイテンポではなくどちらかといえばまったりと展開する。アングラムードで薄汚れた世界観が心地よい。大川端と銘打つが浅草が舞台。大川端は所長(石橋蓮司)の名。調査員の村木(オダギリジョー)に受付女子のメグミ(小泉麻耶)の3人所帯の小さな事務所。毎回一癖ある依頼者が事務所にやって来、都市伝説のような不思議な話を吐露し人探しなどを依頼する。村木は主に雑誌記者に成りすまし調査を続け、意外なストーリーに出会うことになる。市井の少し悲しげで少し幸せな人生観がさらりと描かれる

official

facebook

posted by nyony at 09:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月07日

ANA全面監視による成長物語

ミス・パイロット(フジ系)
脚本:櫻井剛ほか 演出:澤田鎌作、成田岳
13.1206miss.jpg★★★☆☆

 世の中に希少であろう女性パイロットの養成過程を追いつつ、友情、恋愛など人間模様をちりばめた、ヒロインの成長物語。全日空タイアップによりロケ場所や監修スタッフの手当と、ストーリー上全日空としてあり得ぬ設定にはできぬバーター取引により、ある程度のしばりに固められた制作進行が想像できる。が、存外スマートな作りである。無味無臭な堀北真希がヒロイン、パイロット志望の訓練生、手塚晴を演じて、まずは無難な骨格。物語は訓練生仲間6人の友情が主に描かれるが、その中の1人、それまで一番優秀に見えた小田千里(相武紗季)が脱落し、それを同僚や教官らでどうにかフォローする進行。相武紗季が近頃あてがわれがちなヒロインと対峙する少し不幸な役回りで人間臭みを放ってスパイスを添える。
 空港関連の話ドラマはしがらみも多くだろうことでベタになりがちだが、何とも言えぬ旅情を誘って個人的にハマることが多い。

13.1206miss.jpghttp://www.fujitv.co.jp/misspilot/index.html" target="_blank">official

wiki 
posted by nyony at 09:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月05日

下町古本屋大家族

東京バンドワゴン〜下町大家族物語(日テレ系)
脚本:大森美香 演出:狩山俊輔、菅原伸太郎
13.1204bando.jpg★★★☆☆

 東京下町の古民家でカフェ付き古本屋を営む堀田家にからんだ群像劇。主人公は流しの旅行添乗員の青(亀梨和也)でその父で自由人の我南人(がなと)(玉置浩二)は伝説のロッカーで親子は何かと衝突する間柄。青の兄・紺はフリーライターだが基本は本屋にいて妻・亜美、青の姉・藍子(ミムラ)らと主に店番。青の祖父・勘一(平泉成)もいつもの定位置に陣取って店を取り仕切る。来客もいつものメンバーで、毎回不思議な事件が持ち上がり、毎回違ったかたちで決着が付く。玉置演じる我南人はいつも「LOVEだねぇ」と繰り返して平和を説くがトラブルの種ともなる。青の恋人、すずみ(多部未華子)が堀田家に転がり込んできて結婚にまで進展。直近の回ではこれまで失踪していた青(兄姉とは腹違い)の母親が有名女優であったと発覚。
 昔懐かしのお茶の間大家族ものホームドラマで、家族が取り囲む食卓シーンが定番ビジュアルの古典回帰志向。ドラマ開始当初はノーライト風ナチュラルなライティングで手持ちカメラを多用した異色の画づくりだったが、それも気づかぬうちに異色さは無くなり普通になってた

official

wiki 
posted by nyony at 09:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月03日

内部犯行の闇を解く

クロコーチ(TBS系)
脚本:いずみ吉紘 演出:渡瀬暁彦、山本剛義、平川雄一朗 ほか
13.1202kuro.jpg★★★☆☆

 TBS金曜ドラマ枠で警察内部疑惑の闇にせまる刑事もの。長瀬智也が主演、現在も連載中の漫画が原作『クロコーチ』。
 政治家と内通し汚職のもみ消しに金銭や情報とで取引するなどダークな存在の黒河内刑事(長瀬)に、東大卒のエリート新米女刑事、清家真代(剛力彩芽)のタッグ。署内でもあぶれものの黒河内の目付として組まれた清家だったが、清家の今は亡き元刑事の父が三億円事件がらみで殺されていたことから、黒河内が執着する実在の未解決時間「三億円事件」の闇に協同して迫る動き。物語は犯人が警察関係者だったことからもみ消し工作が働いたとの「仮説」を大胆に展開。ドラマは#8まで進行し、当の実行犯、少年Aは戸籍を変えて警察の庶務係として今も生き、事件の全容を把握するフィクサーであり元警察の神奈川県知事、沢渡(渡部篤郎)との共謀関係を断ち切り、黒河内・清家組も配してトライアングルな位置をなした状況。ダークな色調でシリアスな展開が進むが、どこかコミカルな外しも仕込まれてオモロい構成。清家が真相に迫るたび、人差し指を突きつけ「大セーカーイ」と繰り出すお約束の黒河内の決めゼリフ。不適な笑みを終始たたえて、悪者どもと渡り合うスリリングさとともに落としどころ多し

official

wiki 
posted by nyony at 09:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月14日

さすらいのガンマンでなく

ドクターX 外科医・大門未知子(テレ朝系)
脚本:中園ミホ 演出:松田秀知、田村直己
13.1113doctor.jpg★★★☆☆

 キメ所で鳴る西部劇風のBGMがイカす、医療ドラマ、『ドクター』Xの2期め。米倉涼子演じる見た目も派手なフリーランス外科医、大門未知子の行状記。1期めよりもさらに大きな白い巨塔、大学病院の本丸に雇われた大門が、大権力を振りかざす外科部長(西田敏行) とその権力にかしずく「御意三兄弟」をはじめとした小物どもを向こうに回し、1人誰にもできない未聞の術式で手術を展開、毎回患者の窮地を救う。合い言葉は「私、失敗しないので。」。病院は患者を救う場でない。医師たちはドロドロの院内政治にがんじからめになっており、その無様さは大門の目を通しで明らかとなる。小気味よいプロットと演出。米倉涼子あたり役で第2弾。視聴率も民放ドラマ今クールでは今のところ最高成績で好調をキープと

official

wiki
posted by nyony at 08:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月08日

孤独で孤高のヒロイン、ダンダ

ダンダリン 労働基準監督官(日テレ系)
脚本:秦建日子 演出:佐藤東弥、中島悟
13.1107danda.jpg★★★☆☆

 竹内結子演じるヒロイン、段田凛(ダンダリン)が1人、悪に立ち向い、世の不条理を浮き彫りにする異色作。それまでに波風立てず穏便に済ませてきた東京都下のお役所に転勤でやってきた熱血漢、段田。お役所とは労働基準監督署で「労働基準監督官」という世間にあまりなじみにない人らが棲む職場の話。「労働基準法」なる法律を基にしてその遵守を企業に促し監督する役所。段田は青山署から訳ありで移動してきて、今度は西東京署にて波風立てまくる趣向。近頃話題に上る働く者らを締め上げて稼ぎまくるブラック企業を相手に取りその牙城に迫る。真っすぐな正義は強い衝突を招いて四方に傷を作る。その傷をもろともしない段田の凛とした姿が物語を強く牽引する。人気コミックよりのドラマ化。去年の同枠で放映されてた「トッカン -特別国税徴収官-」にも通じる喜劇まじりの役所のお仕事ドラマ。しかし、違いはヒロインの孤独さと孤高さ。
 今後は最大の敵、社労士 相葉(賀来千香子)との対決が控えてる、か

official

wiki 
posted by nyony at 10:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

堺雅人、骨頂芝居

リーガルハイ(フジ系)
脚本:古沢良太 演出:石川淳一、城宝秀則、西坂瑞城
13.1106leagl.jpg★★★★☆

 前クールで超絶視聴率稼いだ『半沢直樹』主演、堺雅人が鳴り物入りで主演し、今作でも話題をさらう法曹ドラマ。昨年春に1期放送「リーガル・ハイ」のシーズン2がスタートでタイトルは『リーガルハイ』。
 髪型七三、びしっとスーツに身を固めながら、おおよそ、やり過ぎの域に達したカオ芸、珍妙アクションで飛ばしまくる堺雅人の骨頂芝居が今作でも炸裂して爆走中。作りは粗いが、スピード感に緩急も効いていて爽快な観後感は前作に増してさらにパワーアップの印象。
 今作から堺演じる弁護士・古美門の宿敵として毎回登場するのは「人たらし」の新人弁護士、羽生(岡田将生)で、古美門の下から独立して新事務所をスタートさせて、裁判での勝利と報奨金のみに興味を示す古美門と対峙。羽生のモットー、裁判は勝ち負けでなく互いが幸せになる…は古美門のポリシーとは真逆。しかし古美門の下で学ぶ黛(新垣結衣)とは考えも交差して、微妙なトライアングルを形成。さらに今作では初回エピソードから登場、死刑判決を覆すために古美門の依頼し、しかし判決に不利な供述をし古美門初めての敗訴を招いた安藤貴和(小雪)がシーズン通じて出演し古美門との奇妙な冷戦を繰り広げる流れ。ここいらは最後まで続きそう。今クール最高の名ドラマ

official

wiki 
posted by nyony at 09:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

星男は空に帰るか

スターマン(フジ系)
脚本:岡田惠和 演出:堤幸彦、鈴木浩介、白石達也
13.0816star.jpg★★★☆☆

 宇宙人が乗り移った記憶喪失の男、星男(福士蒼汰)を自分の夫に仕立て上げた3児の母、佐和子(広末涼子)をめぐるストーリー。富士山のふもと、河口湖あたりを舞台に地方色あふれる設定で、佐和子の住む家のほか、佐和子が働くスーパーや、佐和子の親友、節(小池栄子)がママとして仕切るスナックなどが主舞台。宇宙人をモチーフにしたぶっとんだストーリー、と思いきや何ともスローペースで牧歌的な描写が続き、何ともスキマある進行具合。『TRICK』『SPEC』などでおなじみのドラマ演出家、堤幸彦がチーフでつくが、彼なり奇抜な演出はされていない。その点物足りなさはあるが、そこはかとない温かみある雰囲気があり多少好感
 脚本は最近でいうと「最後から二番目の恋」「泣くな、はらちゃん」の岡田惠和が担う

official

wiki 
posted by nyony at 07:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月14日

矢部謙三、出世の道

警部補矢部謙三2(テレ朝系)
脚本:福田卓郎、高山直也 演出:木村ひさし、藤原知之
13.0813yabe.jpg★★★☆☆

 堤幸彦監督作ドラマ『TRICK』のスピンオフで「警部補矢部謙三」。『TRICK』でいう所の、山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のコンビに横やりを入れる刑事で、常に頭髪を気にし、出世欲は人一倍、目下に厳しく自分に甘いアンチヒーロー。コメディ&ミステリー。生瀬勝久が演じての第2シリーズ。来春に『TRICK』シリーズが完結するとあり、映画版公開に向けてのブリッジ的役割。当の堤監督は今クールで別局のドラマ『スターマン』(CX系)についており、今回は携わらない。が、『TRICK』テイストは小ネタの使いや編集テンポ、音効などでしっかりとつながってる。
 そして今回はレギュラーとして、矢部と相棒の秋葉(池田鉄洋)のコンビに対し強力な助っ人ととして加わるのが、警視総監・御手洗(大和田伸也)の小学生の娘で天才少女、未来。矢部は警視総監の弱点を娘から聞き出しては、昇進を迫るが、警視総監も矢部に対し手柄を上げれば周囲を説得する材料にできるると、毎回死が隣り合わせとなる危険な任務に送り出す。大抵の事件は未来がナゾ解きし解決へと向かうが、矢部が手柄を横取りのお約束の展開。

official

twitter
posted by nyony at 09:40| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月06日

満島ひかりが力演の母親役

Woman(日テレ系)
脚本:坂元裕二 演出:水田伸生 相沢淳
13.0806Woman.jpg★★★★☆

 2子を抱えるシングルマザーが貧しくも強く生き抜く物語。山男の夫(小栗旬)とは事故で死別した小春(満島ひかり)。母親(田中裕子)とは20年ぶりに再会するも幼少期出て行った母にわだかまりを持ち続け、しかし出て行った母には夫のDVという理由があった。母は別の家庭を持って子どももいる。小春とは異父姉妹の栞(二階堂ふみ)は受験生でとある問題を抱えるが、これは小春の夫の死にも関わりがあった。小春は白血病が発症、毎日のバイトにもめまいなどから支障を来す。幼子を抱え死ねない自分はどん底で戦い続けるしかない。
 ドラマは現状5話まで進行。初回から言葉少なに状況が淡々と進行する。シアワセと悲しみが緊張感を持ってつづれ織りとなる切迫感ある場面が連続する。力ある脚本との演出力、そして役者陣の力量がからみ合って、息は詰まるが、吸引力あるドラマ。
 去年公開の映画『おおかみこどもの雨と雪』と設定が近い。大恋愛をして子を2人もうけるも夫は事故死。実写とアニメの違いはあるが

official

twitter
posted by nyony at 09:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月04日

神出鬼没な食神をめぐり

たべるダケ(テレ東系)
脚本:北川亜矢子 一雫ライオン 演出:藤村享平 ほか
13.0803taberu.jpg★★★☆☆

 "ミドリ"のヴォーカル、セーラー服パンクロッカーで鳴らした、"後藤まりこ"がまさかのドラマ主演で「たべるダケ」の女神役。悩める人らの前に現れ、ほとんどしゃべらず豪快に食べる姿だけをみせて、その食べる姿を見る人の心を満たしていく女神のような、妖精のような神出鬼没な役柄。初回で新井浩文演じる絶望の淵にたたされたバツ3のサラリーマン柿野の心をつかんで以来、柿野はその人を追い求め、女神は毎回別の誰かの悩みを解決し、柿野自身はなかなか女神にあえない設定。柿野の働く社では石橋杏奈演じる自信過剰のOL、薮内が自分に全く興味を示さない柿野にアプローチをかけ続けるサイドストーリー。
 "後藤まりこ"の食べシーンは、じっくりハイスピードカメラで捕らえ光彩を施した盛りに盛った加工で見せる。実在の店でロケされてるので、後追いも可。このところテレ東得意の「夜食テロ」系ドラマ

official

facebook
posted by nyony at 08:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

『半沢直樹』。怒濤のヒーロー像

半沢直樹(TBS系)
脚本:八津弘幸 演出:福澤克雄、棚澤孝義
13.0729hanza.jpg★★★★☆

 TBS日曜劇場で『半沢直樹』。池井戸潤原作小説のドラマ化で、堺雅人主演、ヤルかヤラれるかの企業内ゲバもの。バブル期に入社し、メガバンクの融資課長となった半沢が、上司である支店長の出世の踏み台として巨額融資先遁走の責任をなすり付けられ絶体絶命の危機を迎える成り行き。半沢は町工場の経営者だった父が銀行により自殺に追い込まれたことを原動力として、因縁ある当の銀行へと入社。当初から頭取になると豪語し、曲折を乗り越え出世していく過程。出る杭、半沢への上司らの妨害行為ハンパ無く。半沢はこれらの圧力を糧に「倍返しだ」と持ち前のバイタリティと機転で形勢逆転へと突き進むヒーロー像。とことんまで追いつめられ、そこからはい上がるしぶとさや、悪漢上司らへは啖呵を切り、同僚や部下、妻へは一転優しい表情を見せる2面性が真骨頂。
 全10回、うち3回まで進み、今クールNo.1の視聴率22.9%を獲得(瞬間最高27.7%)で人気上々。確かに最近のドラマでは珍しく次が待ち遠しいと思える力作

official

facebook
posted by nyony at 09:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月24日

大迫力で描いた戦闘シーン

八重の桜(NHK大河ドラマ)
作:山本むつみ 演出:加藤拓 / 一木正恵 / 末永創 / 清水拓哉 / 佐々木善春
13.0723yae.jpg★★★★☆

 江戸末期から明治期にかけて故郷を会津におき、女戦士として戦った山本八重の生涯を追ったドラマ。1年スパンの大河ドラマで、現状物語の中盤を過ぎたあたりのドラマ進行状況。新政府により会津は滅ぼされ、この後ヒロイン八重は兄・覚馬がすむ京都に移り京都を舞台に物語が進展する、となるか
 ドラマはこのところ、鶴ヶ城での攻防戦で八重が銃を手に味方の兵を指揮して戦うなどの物語前半のクライマックス。ドラマの初回でも出てきた、銃撃戦を戦い抜く勇ましき八重の様子が大写しされる年間通してのエポックシーン。これまでは会津藩没落の歴史を追う中で存在の薄かった八重だが、維新の世となり、その存在がこれまで以上にクローズアップされる、となるか。綾瀬はるか演じる山本八重はとてもやわらかな印象で、豪快な女戦士とならないが、まあ程度の問題として程よく勇壮華麗である。
 ドラマの見所としては、戦闘シーンの視覚効果としてハリウッド映画ばりの大迫力をかもしていた所。砲弾の軌跡が視聴者目線ギリギリを通過し、着弾時したたか揺れる画面など、これまでに無い見応えある出来。毎回何かやる大河だが、今回も新しい道を切り開いてくれてる、すばらし
 物語としては、この後、鶴ヶ城開城の果てに皆それぞれが違った道を歩み、八重はその後出会う新島襄とのいきさつなど新展開

official

wiki
posted by nyony at 10:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

海女とアイドルを駆け抜ける

あまちゃん(NHK連続テレビ小説)
脚本:宮藤官九郎  演出:井上 剛、吉田照幸、梶原登城 ほか
13.0706ama.jpg★★★☆☆

 ヒロイン「あまちゃん」が海女さんからアイドルへとスライドしてくストーリー。「くどかん」=宮藤官九郎が脚本を担当し、小ネタ満載でパラレル進行の嵐、奇想天外なストーリーがオモロい朝ドラ。「あまちゃん」を演じる能年玲奈のすれっからしでない天真爛漫さが、急展開するストーリーに翻弄されまくるヒロインにジャストフィット。出演者が多く、大人計画関連も多いのでにが笑える
 性質としてネガティブ・ポジティブ併せ持つ、ヒロインの天野アキ=あまちゃん。高校生活を送っていた東京ではいじめられ、母親(小泉今日子)の地元、岩手・北三陸へやってきては祖母ら地元の海女さん影響で海潜りにハマり、親友ユイちゃん(橋本愛)もできて、2人して町おこしの地元のアイドルに持ち上げられるなど、のストーリー進行。そしてユイちゃんの影響でアイドルとしての東京進出を図るも、当のユイちゃんは親の病気で東京へは来れず、東京では、各地方から選出されたアイドルユニット"GMT47"の1人となるも、メインステージ下の"奈落"に棲む予備軍扱いで、人気投票では順位が下位に沈み解雇となる所、繰り上げ当選で救われ。正月で里帰りし、やさぐれたユイちゃんと再会、そして、母親の春子からとあるヒミツを知ることになる。母親が歌手をめざしていた頃の昔の話。アキの現在の事務所のドン、太巻(古田新太)と、アキが付き人を勤める鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と母親との3人の間に横たわるとある真実。程よい脱力感が飽きない

official

wiki
posted by nyony at 10:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月07日

グルメ刑事、深夜のめしばな

めしばな刑事 タチバナ(TX系)
脚本:田口佳宏、小峯裕之  演出:宝来忠昭
13.0606mesi.jpg★★★★☆

 第5話「名古屋めし」の回を見てからハマりまくったテレ東系深夜ドラマ。B級グルメのカルトな話題満載。同じくテレ東の「孤独のグルメ」も食系ドラマとして強烈だったが、今回も負けてない。「アサヒ芸能」の連載漫画よりドラマ化。食ネタもそうだが挿入映像も破壊力あり
 佐藤二朗主演の異色グルメ系刑事ドラマ。刑事ドラマと言えど、ほとんどが取り調べ室で展開されるマニアックなB級食のうんちく話。これが通じるか否かだが、大抵はそこらの店で買えるよなスナックやインスタント系。店で言えば吉野家レベルの大衆チェーン店の鉄板メニューから通好みまで、いいツボついてくる。
 例えば、6話めでポテチが取りあげられ、コイケヤ、カルビーの2大勢力の対抗で「ヤマヨシ」が上げられた。このメーカー、店で売ってるとして「わさビーフ」位なものだが、通販限定で「わさビーフ」の別バージョンもあることなど披露された。個人的にはコイケヤのり塩の超絶ファンなので、大はまりした回。次回中華チェーンの話題。毎水曜夜11:58

official

facebook

電像画報
posted by nyony at 09:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

物理学教授ナゾ解き

ガリレオ(フジ系)
脚本:福田靖 演出:西坂瑞城、澤田鎌作
13.0531gari.jpg★★★☆☆

 殺人事件など科学的な解明へとかり出された物理学教授と新人デカの掛け合いドラマ。教授に福山雅治で、刑事役には、前回シリーズ(2007年)で柴崎コウだったのに対し、今回の2シリーズめでは吉高由里子が起用されてる。毎回、難事件を教授の研究室に持ち込む刑事・岸谷。教授は最初興味を示さずにいるも、岸谷が繰り出す事件の端緒から徐々に興味が持ち上がり事件究明へ。そして毎回お約束のひらめきの瞬間、そこいらにある平面に数式を書きなぐるアクション。大抵、犯人は最初に分からせておいてドラマは主にそのナゾ解きが展開される定型。ゲスト陣も毎回豪華配役。しかし、吉高由里子の刑事役がどうにもハマらない。福山の教授役、学術用語が連なる長ゼリフに難があるが、ほぼその存在感で持たせているか、いやその助手役の渡辺いっけいの芸達三枚目芝居にかなりの部分救われている感あり。
 6/22にスピンオフドラマで2時間版、こちらは柴崎コウが復活
 さらに6/29に映画第2弾が公開、これは吉高だと

official

facebook

電像画報
posted by nyony at 09:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

名画盗賊団の向かう道

TAKE FIVE 〜俺たちは愛を盗めるか〜(TBS系)
脚本:櫻井武晴 演出:岡本伸吾/渡瀬暁彦/川嶋龍太郎
13.0528TAKE-FIVE.jpg★★★☆☆

 名画をめぐって、過去に因縁を持つ盗人ととある刑事が対峙する経緯。昼間の顔は大学教授、またの姿は名画泥棒にして盗賊集団「TAKE FIVE」のリーダー、帆村正義役に唐沢寿明が主演で挑むTBS金曜ドラマ。「TAKE FIVE」はその昔名を馳せた名画専門の盗賊集団で20年を経て復活した設定。因縁浅からぬ刑事には松雪泰子があたり、「TAKE FIVE」にからんだ事件で警官だった父を亡くした過去を持つ役柄。新TAKE FIVEはダ・ヴィンチ作の名画「ルクレツィアの肖像」をめぐり警察や偽物TAKE FIVEと対峙。第5話にして、ようやく目の前するも的に奪われ目的が遠ざかった。
 カギ抜けや防犯システム破りなどでスリルある展開を志向してるが、どうにもテンポ感というか小気味悪さが残って吸引力に欠ける。この手の展開はドラマでは限界があるか

→official http://www.tbs.co.jp/TAKE-FIVE/

facebook

電像画報
posted by nyony at 09:04| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月25日

寿司屋で成り代わり事件の進行

間違われちゃった男(CX系)
脚本:宅間孝行 演出:宅間孝行/成田岳/森脇智延
13.0523aka.jpg★★★☆☆

 ドラマ開始の頃は手持ちでグリグリ動き回るカメラワーク&超長回しで見づらさ満点、しかしなんだか芝居を見ているような臨場感ありありで楽しめたが、現在全11話中6話めが進行でそんな見づらさも徐々に納まり、ようやっと話の筋道がスッと入ってくるようになった。しかしそれはそれで、普通のドラマになってしまったようで寂しくもある。古田新太が主演、「間違えられた男」の役どころでストーリーを牽引するフジTV深夜ドラマ。東京の下町、蔵前の寿司屋に入ったこそ泥2人組。その親分の方がその寿司屋の失踪した板前に顔がそっくりで戻ってきたと大歓迎され、逃げるにも間が悪い2人はそのまま居座り、成りすまし続ける。元の板前テルと泥棒の裕次郎(古田新太)、顔も性格も瓜二つで家族らに間違えられ受け入れられている風、しかもその家の主人は無くなったばかりで借金とりが脅しにくるなど家族らガタガタの状態で精神的支柱となる裕次郎。舎弟のヤスもすっかりなじんで居心地もいいが、警察もチラチラ顔を出して、徐々に真相が明かされる気配も。何やら家族らも薄々気付いているようで。まあ、最後の方でドンデンが来るのも予想される。
 役者&劇作家、宅間孝行による舞台版を宅間自らTV用に書き下ろしてチーフ演出も担当の人情喜劇

official

facebook

電像画報
posted by nyony at 12:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

園子温ドラマの爆発

みんな!エスパーだよ!(テレビ東京系)
脚本:田中眞一/鈴木太一 演出:園子温/入江悠/鈴木太一/月川翔
13.0516esp.jpg★★★☆☆

 深夜帯でエロ度ギリギリの思春期学園ドラマ。主人公の男子、嘉郎(染谷将太)は心の声が聞こえるようになり。ヒロインの転校生、紗英(真野恵里菜)の心を探るも、思いよらぬ声に撃沈をとげるが、念力でモノを動かす能力の持ち主で喫茶店のマスター(マキタスポーツ)や、同じく人の心の声が聞けてそのことで打ち悩む幼なじみの美由紀(夏帆)ら超能力仲間と帯同し、世界平和を目指すも、日頃の煩悩には勝てず、その能力はエロ方向に向いてしまう性根のつらさよ。
 全編、豊橋やらその周辺の田園地帯を舞台にしたロケ撮影による制作。映画監督、園子温がチーフ演出として率いて、おおよそシュールで爆発力ある演出でぶっとんだ青春ドラマになってる。出演者の心の声をモノローグとしてかぶせ、時折寂しげなギターアルペジオ。妄想いっぱいリアルな学園ライフ。念力使いの役で出演のマキタスポーツがオモロい。マニアックな音楽ネタが得意なお笑い芸人らしい

official

電像画報
posted by nyony at 10:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月15日

無表情な気象予報士

お天気お姉さん(TBS系)
脚本:大石静 演出:片山修/田村直己/植田尚
13.0514otenki.jpg★★★☆☆

 局部的急激な気象の変化によりあり得ないことが起こる。そんな特殊な事象にからんだ事件の謎をあばくミステリアスな「お天気お姉さん」のストーリー。無表情で無愛想の異色キャラクターで主演の武井咲が引っ張るドラマ。一度見たものは絶対に忘れない特殊能力を持つ新人刑事、青木豪太(大倉忠義)をパートナーに毎回意外な結論を導く。
 陰陽師にある通り「古来から気象を読み解くものは世を制する」として安倍晴明と関連付けた、安倍晴子によるナゾ解き異色ミステリードラマ。気象予報士として朝の番組"モーニングZ"の「お天気お姉さん」として出演し、その無表情で語る姿がネットで話題となり人気者となるが、普段は黒ずくめのマント姿で風速計をつけた自転車にて通勤。檀蜜がママを演じるスナックに下宿し、出入りする刑事の扱う事件を謎解く。一切笑顔を見せず同僚の女子アナともムダなからみをしない影を背負ったよな安倍晴子。「予測できないものは嫌い」というのが、「子どもが嫌い」というフジの月9ドラマ『ガリレオ』の福山雅治演じる教授の役どころとかぶる。

official

電像画報
posted by nyony at 10:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

自衛隊とテレビ局のはざま

空飛ぶ広報室(TBS系)
脚本:野木亜紀子 演出:土井裕泰/山室大輔/福田亮介
13.0511sora.jpg★★★☆☆

 自衛隊広報マンと女性テレビディレクターの2人による恋愛&人間成長ドラマ。流行作家、有川浩による直木賞候補作が原作のテレビ版。それぞれ特殊な立場だが、一般の誰しもが感じる職場での壁など身近な苦悩が描かれ食いつきやすい。航空自衛隊全面協力による自衛隊PR色の強いドラマ、かと思いきや、まあそんな所は多分にあるにしろ、割と人間ドラマとしての骨格が太く描かれて見応えあり。
 主演の2人に新垣結衣と綾野剛が当てられてる。役柄似たような境遇の2人は、方や自衛隊花形のブルーインパルスのパイロットだったが事故による足のケガで資格をなくし広報室へと転属なった空井大祐。方や報道局から情報局へと転属させられた稲葉リカ。本来が勝ち気な稲葉は一線級の報道記者へ夢を断たれ、自衛隊への取材で、元パイロットの空井に対し殺人の道具を扱ってる、などと吐き捨て、いきなり衝突するが、似たような境遇であることを知りやがて打ち解ける2人。現在4話目(全11話)終わりで主役2人の関係がフラットになり、登場人物を一通り知らしめた段階で、空井のいる自衛隊広報室の人らそれぞれの境遇に関するストーリーが進行。水野真紀演じる女性自衛官の女性であることめぐる話など2話にまたいで展開、吸引力ある流れに

official

twitter

電像画報
posted by nyony at 09:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月16日

漫画のキャラが作者に恋して

泣くな、はらちゃん(日テレ系)
脚本:岡田惠和 演出:菅原伸太郎、狩山俊輔
13.0215hara.jpg★★★★☆

 長瀬智也演じる「はらちゃん」が自分の作者である越前さんに恋するてん末。ネガティブな性格の持ち主、越前さんが描く漫画は、日頃働くかまぼこ工場で自分を押し殺している事のうっぷん晴らしで書きなぐられる「はらちゃん」を主人公にした話。はらちゃんはいつも漫画の中で越前さんの気持ちを代弁しているが。そんな越前さんになんとか幸せになってもらいたいと現実の世界に躍り出たアンチヒーロー。暑苦しく自分をもり立てるはらちゃんを越前さんは煙たがっていたが、徐々に雪どける気配。そしてはらちゃんが自分が描いた漫画のキャラである事を知る。かくして越前さんの救世主となりそうなはらちゃん。
 その他、越前さんのあつれきの主、パートのおばはん軍団や、ライバルの女性社員(忽那汐里)や、何か訳ありな構えを見せるパートリーダー(薬師丸ひろ子)などクセものキャラも多数で充実したドラマ。どこか田舎風の港町風情と、時折流れるテーマソングも味。

official

Facebook
twitter

電像画報
posted by nyony at 08:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月08日

クーナは本当にいるのか

ゴーイングマイホーム(関西テレビ系)
脚本・演出:是枝裕和
12.1207going.jpg★★★★☆

 映画監督、是枝裕和がTV連ドラ初監督にして自ら書き下しのオリジナルストーリー。是枝作の映画同様少し淡い色調で美しき風景描写も多用し行間(無言)の多いドラマで、通常のTVドラマとは一線を画す異色性。視聴率では苦心してるらしいが、何よりもこんなドラマが見たかったと思わせる深い味わいあるドラマ。どんどんとストーリーが展開するのやら、説明セリフガンガン織り込んで強制的に視聴者を誘導する通常ドラマとは違う。その点ストーリーはわかりにくくもどかしいが、後々に色々つながって腑に落ちる。当然作者は計算づくである。軽妙であり、とても小さなオカシミと小さな喜びに満ちあふれたファンタジー(夢世界)。何よりも絵(映像)が美し。

 CMプロデューサーの坪井良多(阿部寛)とその妻で売れっ子料理スタイリスト沙江(山口智子)の業界人夫婦を主としたドラマ。良多の父が倒れたことで長野へ帰京すると、寝たきりと化した父のもと家族が集結、そしてその父は、その地に伝わる伝説の小人、クーナ探しにからんでいた事が発覚、クーナ事務局の菜穂(宮アあおい)とも深い関係にあり、自然そのクーナ伝説に引き込まれていった良多。父の意識が戻り、良多はクーナをネタにしたキャンペーンを企画。次回放送で30人集まったというクーナ探しのツアーが展開される。

 目に見えるモノだけで世の中は成り立っているわけではない…、そんなメッセージ

official

Facebook

YouTube

電像画報
posted by nyony at 09:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月18日

新人徴収官ぐー子が行く

トッカン(日テレ系)
脚本:いずみ吉紘  演出:水田伸生、長沼誠
12.0817tokkan.jpg★★★★☆

 納税をめぐり滞納者と徴収側の対峙によりにじみ出た人の「業」。人の生き方が浮き彫りになってオモロいが、海千山千、権謀術数に長けた滞納者を相手に、徴収側としてみれば、なかなかつらい職務でもある
 税務署の徴収官という聞き当り地味な設定をうまくドラマ化。新人徴収官、鈴宮深樹のほろ苦、成長エピソードとともに、コメディ要素もふんだんにまぶしまとめあげられ今クールでは一押し連ドラの『トッカン』。タイトルは特別国税徴収官の略。NHK朝ドラで国民的女優となった井上真央がそのイメージを払拭するようなうつむき加減で卑屈な新人徴収官ぶり。冷徹無比な上司、鏡(北村有起哉)からの軋轢を「グッ」とこらえ、幼少時代に和菓子屋を営む自分の父が税務署員によって閉店に追い込まれたトラウマを抱えつつ、徴収先では行く先々で追い返され、友達と思ってた人からもだまされるなど、難題降り掛かるヒロイン。「グッとこらえる」ところから、ぐー子のあだ名がついたと。
 冷徹な上司、鏡に対比して滞納者に対しどこか人間味を見出して対応しようとする鈴宮。先輩徴収官、鍋島(鈴木砂羽)らのフォローもあって、今日も前に向きに、それでも少しうつむき加減で進む鈴宮。

official

Facebook

電像画報
posted by nyony at 09:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

東京下町、昭和を生きる町医者

梅ちゃん先生(NHK連続テレビ小説)
脚本:尾崎将也  演出:木村隆文、勝田夏子、大原拓、西村武五郎
12.0814ume.jpg★★★☆☆

 戦中、戦後、東京の下町を舞台にした町医者女医の話。ヒロインはオーディションなしで堀北真希を起用。堀北のどこかほんわりした優しげなムードがそのまま役にも投影され、ドジで勉強がダメだけど、人好きでどこまでも他人思いの性格設定。大学病院学部長を務める父の影響もあり猛勉強して医専に合格、大学病院にインターンするまで進むも、地域医療に目覚めて町医者へ。家の隣は小さな町工場で父同士は仲が悪いが、子ども同士は幼なじみで、曲折あった上でそこんちの息子、信郎(のぶお)と結婚した梅ちゃん先生。医療ドラマにありがちな緊迫感はほぼ排除されてほのぼのストーリーが展開。梅ちゃん自身も含め、兄、姉の恋愛模様をたっぷり織り込み、そんなせいもあってか、視聴率は直近で24.9%(関東)記録で快進撃の朝ドラ。無難と言えば無難だが、ヒロインの影が薄く、その分、周りの名役者ら高橋克実、南果歩、倍賞美津子、片岡鶴太郎、小出恵介などらが支える構造。ライトな感覚。東京、下町の風情もほんのり漂わせていい案配の下地

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:49| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月25日

清盛の栄華と衰亡への路

平清盛(NHK大河ドラマ)
脚本:藤本有紀  演出:柴田岳志 / 渡辺一貴 / 中島由貴 / 佐々木善春
12.0724kiyo.jpg★★★☆☆

 NHK大河で平安時代、平家の隆盛と衰亡を描く意欲作『平清盛』。2年前の大河「龍馬伝」に近しい、エイジング施したホコリっぽい画面に躍動感あるカメラワークは、なかなかにカッチョ良かったのだが、ドラマの初回からどこぞ市長の難癖が付くなど物議をかもし、さらには低視聴率のレッテルを貼られ、色々と試行錯誤してるのだろう、すっかり、そんな「龍馬伝」っぽさは弱めているような気配。制作者にはせいぜい周りの雑音に惑わされずにぜひとも尖ったドラマ作り、初心を貫いて欲しいとも思う。ドラマは保元、平治の乱を経て清盛(松山ケンイチ)のライバル、義朝(玉木宏)も討たれいよいよ清盛の「平氏にあらずんば人にあらず」と唄われた栄華の時代がしばし続き、その後の見所、平家の没落、壇ノ浦へとつながる道行き。大団円の壇ノ浦に行かぬうち、清盛は死んでしまうが、それまでの清盛の暴走ぶりが楽しみでもある。盟友関係にあり既に殺されてしまった信西入道(阿部サダヲ)が清盛と共に生きる世であったら、その後の日本史はどう変わっていたのだろうか。と、すっかりドラマにハマってはいる

→wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/平清盛_(NHK大河ドラマ)

official

ダイジェスト 第28回「滋子の婚礼」:YouTube

電像画報
posted by nyony at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月08日

尾野真千子主演外資ファンド系ドラマ

連続ドラマW「マグマ」(WOWOW)
脚本:篠ア絵里子 演出:香月秀之、鈴木浩介
12.0707magu.jpg★★★☆☆

 外資ファンドが日本の眠れる資源エネルギーに目を向けたら…をシミュレーションした原作小説をドラマ化。原作者は真山仁でNHKでドラマ化された『ハゲタカ』が記憶に新しい。そして今回、CMなしでしがらみなしのwowowで地熱発電を材にとった『マグマ』が映像化。主演はNHK朝ドラ「カーネーション」のはじけた芝居で注目された尾野真千子。糸子のはっちゃけた演技から一転至極シリアスな企業マネージャー妙子役に。スーツ姿が余りしっくりきてはないが芝居はリアルで、共演者にも恵まれてる。真山ドラマでいえば、NHK『ハゲタカ』では大友啓史による奇抜な画面作りで吸引力あったが、今作ではそんな変化球なしのストレートな演出。民放と違いなぜかボリュームが極端に小さい場面があったり、微妙に画面持ちが悪いシーンもあるが、wowow「連続ドラマW」枠の面目躍如たる硬派ぶり

 全5回のうち既に4回が流され、今夜(7/8)ラスト放映。生き馬の目を抜く内にも外にも非情の外資が狙ったのは、無限の可能性を秘めつつ地方である種牧歌的な開発を進める地熱開発会社。その社長として送り込まれたのが野上妙子(尾野)で最初こそリストラをと意気込む勢いから社の面々と対立するが、そこにいる人らのひとかたならぬ情熱に触れるうち共闘関係が生まれ、圧力をかけてくる政治家や、地元反対運動などと真摯に対峙する。しかし結果を急ぐファンドから野上は撤退を諭されついでに野上自身もクビとなるが、その直接上司が会社の金を横領したとして解雇されることで復活。再起にかける最終回へ。まあそんな単純じゃあ無い

official

trailer

電像画報
posted by nyony at 09:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月06日

テンポ微妙な都市伝説刑事ドラマ

都市伝説の女(テレ朝系)
脚本:後藤法子 演出:星野和成、塚本連平、秋山純
12.0605toshi.jpg★★★☆☆

 長澤まさみが主演の刑事もの。都市伝説に心酔しそれらを証明したいと刑事になった都市伝説デカ、音無月子。事件に都市伝説のからみを見いだし、最初は皆から相手にされずとも独自に事件を追及し結局は事件解決へと導く流れ。「使えるものは使う」と、ミニスカ、ショートパンツは当たり前で自らの足を武器に男性陣を翻弄。深夜枠ドラマなりのサービス性。そんな長澤まさみと、同じ課の上司役で敵対する刑事に竹中直人で2人の掛け合いが見せ所。なのだがそのテンポ感が微妙。月子に魅せられた鑑識の勝浦(溝端淳平)は事件現場で不揃いなものを見ると思わず整理してしまう特殊な性質の持ち主。月子は勝浦を従えて難事件に立ち向かう。
 取りあげる都市伝説は、#1でいきなり、不気味な事故が実際に起こったと言われる、メジャーな伝説、大手町の「平将門の首塚」を持ち出してストーリー化していたが、その後は、「国会議事堂の霊」「東京タワーのライトオフ」など、さほど伝説自体のインパクトはなくなってきた

official

twitter

wiki

電像画報
posted by nyony at 10:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

リーガルハイテンションな堺雅人

リーガル・ハイ(フジ系)
脚本:古沢良太 演出:石川淳一、城宝秀則
12.0604regal.jpg★★★☆☆

 堺雅人主演で法曹系のストーリー。無敗記録続行中の切れ者弁護士、古美門(こみかど/堺雅人)とそのアシスタントにして新人弁護士の黛(まゆずみ/新垣結衣)が毎回、難訴訟に立ち向かう弁護士もの。クールで無慈悲、裁判に勝ち報奨金をもぎ取ることだけに血肉を削る古美門弁護士。ハイテンションアクションと超スピードセリフ回しで芸達者、堺雅人の新境地切り開く法曹バラエティ。ちょいと本格派だけど、ちょいとコメディな切れ味あるドラマ。相手の新人弁護士に新垣で清廉潔白、情熱満タンな温情派。今は金をもぎ取ることだけに頭がある古美門をいつか打ち負かしてやろうと、必死に古美門のアシスタントに食らい付き、フォロー役を笑顔で立ち回る。そして古美門の事務所で家事一切を受け持つ老紳士、服部に里見浩太朗で謎多き男。古美門の敵対弁護士、三木に生瀬勝久、その秘書に小池栄子ら癖のあるレギュラー陣で分厚く切り回す

official

Facebook

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月01日

谷村美月がゆく大人路線

たぶらかし-代行女優業・マキ-(日テレ系)
脚本:森下直ほか 演出:遠藤光貴、白川士、三島有紀子
12.0531tabu.jpg★★★☆☆

 どちらかというとナチュラルで素朴系なイメージのあった谷村美月が、深夜枠でお色気路線もありの代行女優役で連ドラ初主演の異色作。設定は「大人路線」なのだが、イマイチそんな路線にハマり来てない谷村美月も結果的に微笑ましく映るのは持ち前のゆるめなキャラゆえか。毎回、依頼人が演じて欲しい女性になりきって現実世界で「女優」となる特殊なミッション。たいていは都合が悪く自分の代わりとしてその場を切り抜けたい、など他人をたぶらかすための要員としての指命。会社社長、新興宗教の教祖、婚約者、取引先を誘惑する社員、ピアニスト等と幅広き役回り。演じているのは女優、谷村美月でさらに劇中で女優となる複雑性。結局は人間関係修復へと誘う役回りで毎回話はまとまってく

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 08:45| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

懐メロを唄いつのるコーラス部

カエルの王女さま(フジ系)
脚本:吉田智子 演出:光野道夫、西坂瑞城、田中亮
12.0528kaeru.jpg★★★☆☆

 天海祐希主演、玉山鉄二が脇役でセットされた『離婚弁護士』『BOSS』などと同じチームの制作と思われるドラマ。聞き慣れない言葉だったが「ショークワイア」を取りあげて、毎回過去のヒットソングを取りあげ皆して唄う懐メロ大特集が目玉。「ショークワイア」とは芝居をからめず歌と踊りで表現するパフォーマンスだという。元宝塚スターの天海祐希でこれ以上無い適役と思いきや案外ハマりきれておらず、他キャストとのからみのせいでもあるのか、毎回何か居心地の悪いむずがゆさを感じる微妙な感触のドラマなのだが、これはこれで嫌いじゃない不思議系のドラマ

 ブロードウェースターの倉坂澪(天海祐希)が地方都市の解散寸前のママさんコーラス「シャンソンズ」のコーチとなり、名門コーラスの立て直しに、メンバーや街の人の心の再生に、歌の力で尽力してくサクセスストーリー。澪のブロードウェーの舞台は代役で一度きりだったことから落ちこぼれだったことが発覚し、一度離れたメンバーたちの心だったが、歌を愛する皆の気持ちからコーチとして復活。隣町と合併話で「シャンソンズ」のステージとなる音楽堂がゴミ処理工場となり「シャンソンズ」も解散させるという市長のプレッシャーに敢然と立ち向かうメンバーたち。

official

Facebook

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

チョコザイを取り巻く奇抜ドラマ

ATARU(TBS系)
脚本:櫻井武晴 演出:木村ひさし、吉田健、韓哲
12.0524ATARU.jpg★★★★☆

 中居正広、栗山千明、北村一輝のトリオ主演で刑事物ドラマ『ATARU』on TBS日曜劇場。皆から「チョコザイ」と呼ばれる謎の男ATARUは知的障害で「サヴァン症候群」の持ち主。記憶力、洞察力、計算等(絶対音感も)に優れた特殊能力を持ち、毎回その殺人現場に訪れては、「mission accepted」とつぶやき捜査をスタート。様々な事象を照らして犯人探しのヒントとなるキーワードをつぶやいていく。それを刑事の舞子(栗山千明)と沢(北村一輝)のデコボココンビが解き明かして真相究明に当る特殊捜査の流れ。
 過去、映画『レインマン』でも取りあげられた「サヴァン症候群」の能力にスポットを当てたのも画期的だが、初回平均視聴率で19.9%の高レートをたたき出したのには(その後はやや落ち着き、#6で盛り返し17.4%の現状)、キャストのキャラ設定、セリフのやり取り、画角、絵つなぎ、小ネタの応酬など超独自性ある世界観築いて、なおもスピード感ある編集で仕立てられたエクスペリメンタルな趣向性があるのでは。まるで堤幸彦演出の様だと思ってたら、案の定、「TRICK」など堤ドラマに関わってきた演出家が今作のチーフディレクターを担ってる。詰め込みすぎて観ていて追いつけない感覚も有るが、何ともこの才気走った制作に目が離せない

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 08:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

月9で密室トリックミステリー

鍵のかかった部屋(フジ系)
脚本:相沢友子 演出:松山博昭、加藤裕将、石井祐介
12.0518kagi.jpg★★★☆☆

 カギ解き職人、榎本が毎回、密室と思しき部屋で起こった殺人事件の謎解きをしてく本格ミステリー形式のドラマ。毎回華やかなキャストで話題振りまくフジの月9枠のドラマとしてはちょいと硬派で地味めの異色なスタイル。緻密な謎解きのプロットと、主要3キャストのコミカルな掛け合い、毎回の豪華めなゲスト出演、時折ぶっつり黒みを挟み込むブレイクスルーな映像編集などでドラマの新境地開拓してる。今クールのドラマでは『ATARU』『リーガル・ハイ』など秀作ドラマ目白押しだが、その中ではまあまあの佳作で意欲的な制作。

 ミステリー作家、貴志祐介による「防犯探偵・榎本シリーズ」を原作にして、警備会社職員の榎本径(大野智)と新人弁護士、青砥純子(戸田恵梨香)の2人、さらにテレビ版オリジナルキャラで青砥の上司、芹沢豪(佐藤浩市)の3人が謎解きの首謀トリオ。殺人事件周りは毎回ゲスト出演。榎本は自身の働く警備会社の倉庫室に常駐しており、青砥らの要請により殺人事件の現場におもむいては現場を徹底検証、倉庫室に戻っては現場を再現したジオラマ模型を作るなどしてさらに追いつめ密室破りを敢行。カギ解きのヤマ場になると頭の脇で指をさすり「密室は破れました」と仕組みを露呈してく。この辺りの主人公の毎回お約束アクションがTBSのドラマ『ATARU』と同じジャニーズつながりでかぶっていてオモロい

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 10:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

満州開拓実録ドラマ

開拓者たち(NHK)
演出:岸善幸
12.0412kaitaku.jpg★★★☆☆

 戦時の国策、満州開拓で現地入植した人らを描いたドキュメンタリードラマ。開拓に携わり生還した人らをドラマの主人公、阿部ハツを演じた満島ひかりが取材するVTRが時折挟まれる。NHKで今年(2012年)1月にBSで放送済みのものを地上波用に尺調して48分、6回シリーズの連ドラ化。現在#2オンエア済み。
 新天地でだだ広く肥沃な農地を前に夢ふくらむ初期段階から、戦時日本の斜陽による事態暗転で一気に逃亡生活に陥る開拓民たち。平和な生活は10年満たずで、その後の地獄へ転落する。あるものは現地に残り、地元民やロシア兵の襲撃に合い討ち死に。ヒロインのハツは助産師で弟妹3人を呼び寄せていて、長弟は憲兵に、妹は看護師となっていた折に終戦。ハツは自分の子どもら、村人らと共に末弟が指揮する逃亡団に混じって徒歩での行軍。ハツの夫は終戦間際に招集されておりその後シベリア抑留となる。など…
 事実を元にしている筋書きでリアルさ満点。悲しい逃避行、終戦後の悲劇が胸を打つ

official

wiki[満蒙開拓移民]

電像画報
posted by nyony at 09:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

「家族八景」ドラマ化のアングラテイスト

家族八景 Nanase,Telepathy Girl's Ballad(MBS系)
脚本:佐藤二朗、池田鉄洋、江本純子、前田司郎、上田誠 演出:堤幸彦ほか
12.0225nanase.jpg★★★☆☆

 人の心が読める特殊能力の持ち主、家政婦の七瀬が見た人間模様。筒井康隆のメジャー小説がいま再びのドラマ化。新米家政婦、七瀬は行く先々の家庭でいびつな夫婦関係、ねじれた家族の実情を目にする。心を読めるのはうれしいことか。七瀬は生まれ持った能力にとまどいを抱いているよう。醜い心根しか目にすることはない
 主演は連ドラ初主演の木南晴夏。演出は奇才、堤幸彦がチーフ。脚本には演劇界の重鎮5人衆が集結で、佐藤二朗(ex.劇団ちからわざ)、池田鉄洋、江本純子、前田司郎、上田誠(ex.ヨーロッパ企画)が入れ替わりで担当。
 時代設定は昭和4、50年あたりか。昭和レトロな味わいで統一。七瀬が見る人らは心の声を発する時に、裸だったり、獣だったり、学生服だったりと、その家庭オリジナルの「装い」に変貌する。これは演出。深夜番組ならではB級、低予算チックな味わいも乙(おつ)。

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 10:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

ダークネスな女刑事もの

ストロベリーナイト(CX系)
脚本:龍居由佳里ほか 演出:佐藤祐市、石川淳一
12.0223straw.jpg★★★☆☆

 竹内結子、警部補・姫川玲子役で主演の女性刑事もの。警視庁捜査一課、姫川班にて、凶悪な殺人事件、それもいささか猟奇的に殺られた変死体を扱うことが多いダークネスなテイストがウリか。署外では難解事件、署内では数々のライバル・デカからの軋轢を受け、また家では母からの過剰な心配を背負い、内患外憂のしばり。しかし姫川には従順な班員たちがついており、すべて男性、年上も2人いる中、「女の勘」を頼りに彼らを取り仕切り、事件を斬る。さらに姫川が抱える少女期のトラウマ。トラウマという面では、このドラマは単発スペシャルから時を経て連ドラ化したものだが、今回から姫川班のレギュラーになった葉山(小出恵介)も包丁など凶器を見ると硬直してしまうなど過去のトラウマに悩む。やり手女性刑事役が板についているかぎりぎりの所だが、武田鉄矢やら遠藤憲一やら、同じく班員を従えるライバル上司のくせ者っぷりがいい味かもす。ほかにも渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久ら脇がいい。

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月21日

新聞記者流転の記録

運命の人(TBS系)
脚本:橋本裕志 演出:土井裕泰、吉田 健
12.0220unmei.jpg★★★☆☆

 TBS日曜劇場で再びの山崎豊子原作硬派ドラマ。モックン主演で不倫相手に真木よう子のカップリング。新聞社記者のモックンの妻に松たか子。対峙する大物政治家に北大路欣也。ライバルであり盟友の他社記者に大森南朋らオールスターキャストの豪華版。視聴率は冴えないようだが、見応え十分の重厚感。昭和の闇に追いやられた一介の記者の話だが、沖縄の問題は今なおつながる。そして今年2012年は沖縄返還40周年に当たる。ドラマ成立の意義は大きい
 政府の欺瞞を暴こうと政界・官僚へ深く切り込んだ一人の新聞記者がたどった流転の記録。70年代の実話、「外務省機密漏洩事件」を元にした山崎豊子の新作小説を原作にとった社会派ドラマ。沖縄返還の名の下に、アメリカとの闇の取引があったとの物的証拠、外務省機密文書を巡って、当の記者、弓成亮太(本木雅弘)が普段出入りしてる外務省審議官付きの事務官、三木昭子(真木よう子)と内通し受領。受け取った文書を、弓成は文書を絶対公にしないとした野党議員に渡し、それが国会審議の場で公となったため事態は国会機密漏洩の訴訟事件として発展。記者側は国民の知る権利、報道の自由を盾にするも、相手が国家政治家であるためになるようにならない。互いに既婚者同士の不倫スキャンダルへと問題はすり替えられ、記者はその近親者とともに流転をたどる

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 08:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

わなに翻弄される弱小探偵社

ラッキーセブン(CX系)
脚本:早船歌江子 野木亜紀子 金沢達也 演出:佐藤信介 成田岳 平野眞 長瀬国博
12.0215_7.jpg★★★★☆

 ジャニーズ松潤(松本潤)と瑛太のライバルコンビで引っ張る探偵ドラマ。フリターの身で自らへの探りの手が伸びたことをきっかけに探偵見習いとして働くこととなった駿太郎(松潤)。第一話ではアングラ格闘クラブへの潜入捜査で新田(瑛太)ともにガチンコファイト。初っぱなから派手なアクション繰り広げ、テレビドラマとしても意外性のある本格アクション風。映画監督の佐藤信介が演出で「月9ドラマ」としてもちょいとサプライズ感のある作りだったが、当の佐藤監督は1話以降担当していない様。そしていくつか潜入が続き第4話あたりから、彼らの働く「北品川ラッキー探偵社」が依頼者に仕掛けられた罠にはまり事務所存続の危機に。新田が警察から追われ事務所にガサ入れが入るも、他メンバー、社長(松嶋菜々子)、淳平(大泉洋)、飛鳥(仲里依紗)らの調べで疑いは晴れるが、新田は富豪である家業を次ぐといい事務所を去る…などの経緯。瑛太の存在をしばし消してますます松潤をフィーチャーした流れに

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

中井vs小泉の掛け合い楽し

最後から二番目の恋(CX系)
脚本:岡田惠和 演出:宮本理江子 谷村政樹 並木道子
12.0210saigokara.jpg★★★★☆

 鎌倉辺りを舞台にしたローカル色ある小粋な大人の恋愛ドラマ。45歳独身のテレビドラマプロデューサー、千明役の小泉今日子と、50歳で妻に先立たれてる鎌倉市の観光課の職員で子持ち長倉役の中井貴一の遠回しな恋物語風だが、5話の中途の段階では互いに憎まれ口を叩き合う友人状態の2人。千明は鎌倉の小民家に住み始め、その隣が長倉の家だった設定。長倉家はカフェを営んでおり、店を見る弟(坂口憲二)とその双子の片割れの妹(内田有紀)、さらにもう一人の主婦の妹(飯島直子)もいて、ややこしく個人事情がからみ、さらに観光課の課長である長倉にお見合い話があったり、千明は長倉の弟との関係が始まったかと思えば、飯島直子の方の妹が家の転がり込んできたりで大騒ぎの状態。中井と小泉の掛け合いが素晴らしく楽しい。コメディ色が強く、しかし切ない、若い世代とは違ういぶし銀の大人の恋模様見られる異色ドラマ。ここのキャラが際立ち、ファンキーにうねり合う不思議系。ほっこり仕立てのホームドラマ風でもある

official

facebook

wiki

電像画報
posted by nyony at 11:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月18日

尾野真千子ど根性朝ドラ

カーネーション(NHK連続テレビ小説)
脚本:渡辺あや  演出:田中健二、末永創、安達もじり、小島史敬、福岡利武
12.0117carnation.jpg★★★★☆

 どちらかと言うと映画人のイメージがある尾野真千子が主役に抜擢された、激動の昭和を生きたなにわのど根性女性一代記。世界的デザイナーのコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの3姉妹の母親、小篠綾子がモデル。呉服屋に生まれ、ミシンに憧れ抱き、持ち前の商才とバイタリティで洋裁店を立ち上げ、幼い頃は妹らの面倒見、戦中戦後は夫が戦死する中、子3人を育て上げたエネルギッシュな人物。芝居面では間違いなしの尾野真千子は喜怒哀楽の情感豊かで吸引力見せつける。美術も映像のトーンも素晴らしく金のかけられるNHKならではではあるものの毎回見所多し

 昨年(2001年)10月よりスタートの朝ドラはNHK大阪が担当でだんじりのふるさと岸和田市を舞台にした洋裁家の半生。コシノ3姉妹の母、小篠綾子は子らが有名デザイナーで活躍した後も地元の洋裁店で現役で仕事を続けていたと。舞台が岸和田となったことで、ヒロイン糸子は「だんじり」と縁深く、幼き頃は引き手に憧れるが当時女性は引き手になれず、そんな思いはすべてミシンへの情熱に置き換えられた。半年放映で現在中間にあり、これまでは小林薫演じる癖ある父親との確執やらでストーリーを引っ張ったが、既に父親は死に、今後は有力ザイナーとなる3人娘たちとの物語が主題となるか
 脚本は映画『メゾン・ド・ヒミコ』『天然コケッコー』などで知られる島根県在住の渡辺あやが担う。本の力も大きい

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 10:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

ミタさんのやり過ぎドラマ

家政婦のミタ(日テレ系)
脚本:猪股隆一、佐藤東弥、石尾純、日暮謙
11.1205mita.jpg★★★☆☆

 直近8話で29%超えの今時滅多に出ない高視聴率を記録した当ドラマ。松嶋菜々子演じる阿須田家に派遣された家政婦、三田灯がその家のあらゆる危機の前に立ちはだかり解決してく。
 複雑な事情を抱える阿須田家。母親が夫の不倫が元で自殺し、父親は家を出て子は4人。子らはそれぞれに問題を抱え家庭崩壊寸前を、家政婦、三田が結果的につなぎ止める流れ。スーパーウーマンなのだが、その実、見た目全く感情を見せること無く無表情。家事についてはすべてを完璧に淡々とこなし、家族らの無理な要望には「それは業務命令ですか?」と聞き、そうとなれば、「承知しました」と何でもしてしまうロボットのような人間。これら三田の言動に、ある種やり過ぎ現実離れしたおもしろさがはじけ飛ぶ。感情を無くし無関心でいるようでいて家族それぞれの「気持ち」に精通する
 時に三田は犬ネコとか動物のほか人の声、誰でも完璧に模写することができ、バスケ、柔道などスポーツにも長けることが知れる。ここら辺は制作者の遊び部分
 8話では三田の冷徹に生きるようになったいきさつが自らの口から明かされた。壮絶な生い立ちにより生涯笑うことを禁じられたいきさつ。しかしこれを話したために約束から阿須田家を出ることになった三田。今後ドラマはどこへ向かうのか

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 10:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

執事と令嬢で謎解きの新味

謎解きはディナーのあとで(CX系)
脚本:黒岩勉 演出:土方政人、石川淳一、村谷嘉則
11.1201nazo.jpg★★★☆☆

 コメディタッチでワンパターンな展開が軽くて楽しめる趣向。コメディ担当の椎名桔平の浮き加減がスパイシー。主演の2人、櫻井翔と北川景子が引っ張るがどうにもキャスト陣が薄く映るのは気のせいか
 刑事の顔を持つその屋敷の令嬢、麗子に対し、夕食をサーブする際、執事・影山が毎回「お嬢様の目は節穴でございますか?」と暴言を吐くなどお決まりの展開。麗子はその日、国立署で起きた殺人事件の謎を話すのだが、影山はなぜか独自に調査をしており既に真実を見抜いていて麗子に「謎解きはディナーのあとで」と言い、食後のティタイムでタネあかしをしてみせる定型。
 原作は2011年本屋大賞、オリコンの年間ベストセラーにもなった東川篤哉の同名小説。テレビ向けに執事の存在感を強くしストーリー構成していると

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月09日

意外な感動方向へ進むクドカンドラマ

11人もいる!(テレ朝系)
脚本:宮藤官九郎 演出:片山修、唐木希浩
11.1108_11nin.jpg★★★☆☆

 テレ朝、金曜深夜枠のクドカン(宮藤官九郎)脚本のホームドラマ。喫茶店を営む8人の子どもがいる大家族だが、全員合わせてなぜか「11人もいる」設定。そして既に11人を超えて増えてくメンツ

 細かな笑いネタを重ね、妙なセリフで笑かす種のドラマだが、この場合、子ども8人の大家族のうち末っ子だけに、見える幽霊がいて、その末っ子が狂言回しで進む。末っ子には売れっ子子役の加藤清史郎。幽霊は広末涼子でその家の元妻役にて生前はストリッパー。子ども8人のうち、末っ子のみが現妻(光浦靖子)の子ども。主演は神木隆之介演じる高校3年の長男で、売れないカメラマンで収入がほとんどない一家の大黒柱(田辺誠一)を朝夕夜のバイトで支える。長男のモーレツぶりが毎回ネタになるが、第3話では二女のミスコンで勝ち進む話がメインで進み、グランプリ賞金100万円を目指して家族は捕らぬ狸の皮算用。しかしカメラマンの田辺父は出来レースであることを仕事場で知り、娘をオーディションに行かせまいとするか、いや行って落ちて傷つくも良いとする光浦妻との葛藤。クライマックスの最終選考で審査員に名取裕子役で名取裕子でこれは存分にネタ。手作りのお弁当を最終選考に持たせそびれた光浦妻は審査会場まで走る。会場で待つ一家と揃い、審査そっちのけで感動の場を作る。設定はワヤワヤだがそれはそれで感動が伝わる

official

wiki

電像画報
posted by nyony at 09:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする