2017年12月12日

ハウッシーなるエレポップ

Omnion
Hercules & Love Affair
17.0917Hercules.jpg★★★☆☆

 ハウスを主体にダンス、ロック、エレポップを縦横に往くドープなフロアミュージック。曲ごとにフィーチャリングヴォーカリストを変え、バラエティ感ある構成。
 今となっては古典の香りをかもす、NY、ハウス界の大将、“Andy Butler/アンディー・バトラー”によるプロジェクト、“Hercules & Love Affair/ハーキュリーズ&ラヴ・アフェア”新作。3年ぶりスタジオアルバムにて4thアルバム。M1にて先行シングルの「omnion」では女性ヴォーカリスト“シャロン・ヴァン・エッテン”を器用しエレガンス感あるスタイルに構成

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2017年12月11日

改名エキセントリックス

Orc
Oh Sees
17.0903OhSees.jpg★★★☆☆

 攻撃的前乗りアバンギャルドなパンクバンドの新譜。これまで同様モンドな毛色のいさぎよいガレージサウンズ。つんざくギター音と迫り来る音圧のリズム隊でパワー満点のパンキッシュ
 カリフォルニア発、ギタープレイヤー“John Dwyer/ ジョン・ドワイヤー”率いる。“Oh Sees/オーシーズ ”、19枚目アルバム。バンド名が昨年(16年)発売の前作『An Odd Entrances』時の“Thee Oh Sees”から少し変わった。これまでも名義変更はしてるし、活動停止を宣言してもすぐに活動を始めてしまうなど、音楽性と同じくエキセントリックな成り行き。メンツは現状4人で、前作と同じツインドラム継続な模様

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Castle Face Records

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2017年12月10日

ダークでアンニュイな部類

Expect the Best
Widowspeak
17.0904Widowspeak.jpg★★★☆☆

 ジャケットともリンクするダークな系統。女性ヴォーカルが統率する、アンニュイでゴシックな部類。陰鬱でメランコリックな要素を抱えつつ、キラメキ放つギターアンサンブルなど陽性な展開もあり、総じてドリーミーな展開。独特なロマン世界の持つ音楽性
 NY、ブルックリンのユニット、“Widowspeak/ウィドウスピーク”、4thアルバム。初回アルバムから同様のレーベル「Captured Tracks」より。
 ユニットは10年、現在もリードヴォカール、ワシントン出身の“Molly Hamilton”と他1名で結成。さらに現在のギター、Robert Earl Thomasが加入、11年にデビューアルバム『Widowspeak』リリース。その後デュオ編成となるも、今作では4人編成での録音。

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2017年12月09日

エキゾチックなポップ

Holiday Destination
Nadine Shah
17.0906Nadine.jpg★★★☆☆

 繊細で淡白なインディロック、ゴス系ヴォーカルポップなど、一言で捉えきれない自在な曲調。全体館としてはUKアーティストにしてエキゾチックなスタイルのポップ
 UK、東海岸、ウイットバーン拠点のシンガー、“Nadine Shah/ネイディーン・シャー”、3rdアルバム。プロデューサーにはこれまで同様、“Ben Hillier/ベン・ヒリアー”(ex. Depeche Mode、Blur)がつく。
 本人はキャリアは09年より、パキスタンとノルウェーのハーフで、独特のルーツをベースに人種問題など社会問題にも目を向けた曲作りも

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2017年11月27日

fromデンマーク、ハードな一矢

More Nothing
Baby In Vain
17.0907BabyIn.jpg★★★☆☆

 女性3ピースでハードめオルタナロック、パンキッシュ。疾走感というよりはBPM遅めでじっくり聴かせるラウドな性向。時にシャウトを交え、よさげギターロック
 コペンハーゲン発で10年に始動した女性3人組、“Baby In Vain/ベイビー・イン・ヴェイン”、初回アルバム、「Partisan Records」より。プロデューサーに“PJ Harvey”との仕事で知られる“Rob Ellis/ロブ・エリス”が帯同。UKのStockport’s Eve Studiosにてレコーディング

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2017年11月26日

高揚感みなぎる盤

Villains
Queens of the Stone Age
17.0909Queens.jpg★★★☆☆

 ハードでダンサブルで、落ち着きあるロック、あるいはロックンロール。前から聞いてはいたが、あまり実態のつかめないバンドだが、今作も一筋縄でいかないぬらりくらりと多様性あるスタイル
 USのオルタナ、ハード系大御所、“Queens of the Stone Age/クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ”、4年ぶり、7作目アルバム。今作はプロデューサーにUKのメジャークラス、“Mark Ronson/マーク・ロンソン”がついて、高揚感とヌケ感ある粒だった仕事                                     

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2017年10月30日

軽快ガレージポップ

Elastic
Amy O
17.0910AmyO.jpg★★★☆☆

 手作り感あふれるガレージポップ、パンク。キュート系女声ヴォーカルをフィーチャーした軽快感が真骨頂。シンプルでストレート、ほのかなレトロなテイスト。
 US、インディアナ州ブルーミントン発のインディバンド、“Amy O”、ニューアルバム。「Winspear」よりのリリース
 ユニットは04年に“Amy Oelsner/エイミー・オールスナー”によるソロプロジェクトとしてスタート。その後バンド体制に

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2017年10月29日

ポップンロックなシンガー

Peace & Information
Jenny O.
17.0827JennyO.jpg★★★☆☆

 アルバム冒頭、ロックスピリッツ感じる歪みギター&ヴォーカルの吸引力あふれる曲からスタート。その後はガールポップ感覚のキッチュな系統へと移行。全体感としてキューティな女声ポップ&ロックな味わい
 US、NY出身で、現在はLA拠点か、女性ロックアーティスト、“Jennifer Anne Ognibene”こと、“Jenny O./ジェニー・オー”、2ndアルバム。プロデューザーは“Jonathan Wilson”(ex. “Father John Misty”、“Conor Oberst”)、「Holy Trinity Records」よりリリース

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2017年10月24日

落ち着き放つメロウな曲群

Painted Ruins
Grizzly Bear
17.0828GrizzlyBear.jpg★★★☆☆

 バンドの先入イメージがエクスペリメンタルなものだったもので、意外なトラディショナルムードに意表を突かれた印象。メロウで少しレトロな感触。昔チックなフィルムノワール系映画のサントラにでもなりそうなダーク&クオリティ感
 ブルックリンの4人組、“Grizzly Bear/グリズリー・ベア”、5年ぶり4作目アルバム。バンドメンバーによるセルフプロデュース。レーベルは大手の「RCA
 バンドは02年に始動、06年の2ndアルバム『Yellow House』でブレイク。
 今作は前作リリース以降ソロ活動などでメンバー離散な雰囲気だったところ、バンドのまとめ役“Chris Taylor/クリス・テイラー”の呼びかけによりネットでのアイデア共有を始め、16年6月よりセッションを始動させた

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2017年10月23日

大河を行く鷹揚

The Road Pt. 1
UNKLE
17.0830UNKLE.jpg★★★☆☆

 アルバム通して、なんとも大河ドラマを彷彿とさせる、壮大かつシネマティックな構成。ダークでシリアスなムードは通奏しているものの、活劇ドラマ ライクなバラエテイ感も備えて、緩急ある揃え
 UKのトラックメーカーにて伝説の仕掛け人、“James Lavelle/ジェームズ・ラヴェル”こと“UNKLE”の実に7年ぶりのフルアルバム。今作は14年に開催、キュレーターを務めた「メルトダウン・フェスティバル」が大成功し、その再現をアルバム制作にて敢行、大勢のミュージシャンが参加。ジンバブエのシンガー“ESKA”、 “Keaton Henson”、“Andrew Innes”(ex. “Primal Scream”)らのほか、“Jon Theodore/ジョン・セオドア”(ex. “Queens of the Stone Age”)、“Justin Stanley /ジャスティン・スタンレー”(ex. “Beck”)も関与

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2017年10月09日

フォーキッシュトリオ重奏

Turning Tides
Wildwood Kin
17.0830WildwoodKin.jpg★★★☆☆

 超絶ハーモニーを繰り出す女声トリオ。フォーキーな取り回しで清涼感あるアンサンブル。小細工なしの美麗で甘美な響き。三声のハーモニクスが時に壮大な宇宙感を示す
 UK、南西部、エクセター発の姉妹+従姉妹ユニット、“Wildwood Kin/ワイルドウッド・キン”、デビューアルバム。15年にBBCラジオ、新人フォークアワードにノミネートされるなど話題となり、今年(17年)UKの巨大フェス「Glastonbury 」にも出演

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2017年10月08日

ロンドンの純真パンクス

Fresh
Fresh
17.0902Fresh.jpg★★★★☆

 初期衝動丸込めの純真なるパンクス。女性ヴォーカルをフロントにオーソドックスで高揚感ある王道ガレージ。ライブ感あるRECスタイル
 UK・ロンドン発の紅一点4人組ロック、“Fresh/フレッシュ”、デビューフルアルバム。フロント
でヴォーカルの、ティーンエイジャー“Kathryn Woods”が全曲詞曲担当。「Specialist Subject Records」よりのリリース

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2017年10月07日

南アジア系トライバルで

SAB SE PURANI BAB
SAICOBAB
17.0818SAICOBAB.jpg★★★☆☆

 インドなど南アジア系の奏で。本人ら曰く「グラインド・ラーガコア」なサウンドと方向付けた混沌トライバル。シタールとミニマムのリズム隊。インプロビゼーションなヴォーカル、というかヴォイスワークでエキゾチカルを往く
 “YOSHIMIO”(ex. Boredoms)率いる4ピース “SAICOBAB/サイコバブ”、14年ぶりのアルバムリリースで2nd。メンツは他、シタールの“YOSHIDADAIKITI”、ベース“秋田ゴールドマン”(ex. SOIL&”PIMP”SESSIONS)、パーカスに“濱元智行”。YOSHIMIOのレーベル「Shock City」よりのリリース

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2017年10月04日

粗びきパンキッシュ

Cost of Living
Downtown Boys
17.0819DowntownBoys.jpg★★★☆☆

 扇動的勢い放つ女性ヴォーカルが率いるパンキッシュロック。荒々しげでヒスパニック系等の香りをかもす混沌のスタイリング。ライブ感ビシビシ伝わる粗びきミキシング
 US北東部プロビデンス発のパンクユニット、“Downtown Boys/ダウンタウン・ボーイズ”、3rdアルバム。元は大人数だったらしいが、今作時はトリオ体制。“Victoria Ruiz/ヴィクトリア・ルイズ”のパワーあるヴォーカルが全体を統率。名門「Sub Pop」移籍後初AL。
 ヴィクトリアと同じくメンバーの一人 “Joey La Neve DeFrancesco”は別ユニット、“Malportado Kids”でも活動中

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2017年10月03日

しみじみと味わうポップ

Safely Nobody’s
Tall Friend
17.0821TallFriend.jpg★★★☆☆

 しみじみと味わうのがふさわしい、簡素な女性ヴォーカルをフロントにしたドリーミィーなギターポップ。マイナー、ダウナーなスタイリング。ウィスパーとも思しきヴォーカルで、心模様を描き出す制作
 US、フィラデルフィア発、現在は地元フィリーのほか、NYブルックリンで活動、紅一点ヴォーカルのトリオ、“Tall Friend”、デビューアルバム。「Exploding in Sound Records」よりのリリース。バンドのヴォーカルにてフロント、“Charlie Pfaff”による内省的な歌詞世界が全体を率いる

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2017年10月02日

オルタナギターロック

Jen Cloher
Jen Cloher
17.0822JenCloher.jpg★★★☆☆

 オルタナ奔流、男気あるギターロックfrom豪州のフィメールロッカー。荒野を思わせる粗挽きバンドサウンドにしびれる系統
 豪州メルボルンのシンガーソングライター、“Jen Cloher・ジェン・クロハー”、セルフタイトルによる5thアルバム。10年以上のキャリアを持つが、筋としては近年ブレイクの“Courtney Barnett/コートニー・バーネット”の後継者的存在。彼女のためにレーベル「Milk!」を設立(12年)。自身でもEPなどリリースしてる

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2017年10月01日

淡白だけど甘酸っぱい

Earl Grey
Girl Ray
17.0816GirlRay.jpg★★★☆☆

 ローファイガレージ。キュートなガールズポップ。全体感として淡白薄味だけど、染み渡る青き日の甘酸っぱさ。あふれる郷愁感。優しさ、温もり、安心感
 UK、北ロンドンのガールズ3ピース、“Girl Ray”、1stアルバム。UKの名門「Moshi Moshi」からリリース。
 ユニットは15年より16歳でメンバー結集し始動

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2017年09月30日

天上界からの呼び声

Call It Love
Briana Marela
17.0812Briana-Marela.jpg★★★☆☆

 キラキラとした天空きらめきの中からもれいずる声のごとし至高の響き。天使の声とも思しき女性ヴォーカルがこだまするエレポップ。北欧系のモヤモヤしたスタイリングで浮遊感に富んだアルバム。
 US・シアトル発の女性シンガーソングライター、“Briana Marela/ブリアナ・マレラ”、4thアルバム。
 10年にインディペンデントで初回アルバムをリリースの後、15年に「Jagjaguwar Records」より、“ Alex Somers/アレックス・ソマーズ”(ex. “Sigur Rós”) プロデュースで『All Around Us』をリリースし話題に。
 今作はチルウェイヴ筋のユニット“Small Black/スモール・ブラック”のメンツがプロデューサーに就いて開放感、広がりある仕上がりに大きく関与

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2017年09月29日

素朴なギターポップ

Collection
Soccer Mommy
17.0815SoccerMommy.jpg★★★★☆

 ジャングリーで簡素なギターロック。マイナー調でメロウだけど、小さな希望が見え隠れする奥ゆかしい系統。音数少なくローファイなミキシングでヌケ感はなさめ。だけど、なんとも良さげな暖かな雰囲気で強力な吸引力示す
 US、ナッシュビル発で、現在はNY拠点の女性シンガーソングライター、“Sophie Allison/ソフィー・アリソン”によるソロプロジェクト、“Soccer Mommy/サッカーマミー”、ミニアルバム。USのブルースレーベル「Fat Possum」よりのリリース。発表の主舞台はBandcampで、昨年6月にアップしたアルバム『for young hearts』が注目され、“The Drums”や“The Districts”らのツアー・サポートに呼ばれるなど躍進過程にある

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2017年09月27日

現代を映す響き

Compassion
Forest Swords
17.0824ForestSword.jpg★★★☆☆

 トリッピーなインスト系。サンプラーによるコラージュ、トリップ・ホップ、ダウンテンポ、ブレイクビーツなど。全体感としてもの悲しさに満ちてるが、都会の憂鬱や社会を映しているような既視感、もしくはめまい
 UK、リヴァプール発のコンポーザー、プロデューサー、“Matthew Barnes/マシュー・バーンズ”、ソロアクト、“Forest Swords/フォレスト・スウォーズ”による4年ぶりのLP仕様で2nd。今作より名門「Ninja Tune」よりのリリース。自身もレーベル「Dense Truth」を主宰しているが、他のアーティストのものを出してるのみ。
 最近では“Massive Attack”とコラボワークや“Björk”のリミックスで知られる人

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2017年09月26日

ビンテージなる響き

Shitty Hits
Katie Von Schleicher
17.0807KatieVon.jpg★★★☆☆

 なんとも柔らかくて、図太くもあり、もんやりとした雲をつかむような実態のなさもあるよな、不思議な触感。シンセ音に頼らないバンドサウンズ。どっぷりとビンテージな系統でじっくり聴かせるヴォーカル
 US、NYブルックリンの女性シンガー、“Katie Von Schleicher/ケイティ・フォン・シュライヒャー”による1stアルバム。昨年にも過去カセットをリイシューした盤を出していたが、今回が正式にオリジナル版としてのデビュー・アルバムに当てるそうだ。「Ba Da Bing Records」「Full Time Hobby」からのOUT

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2017年09月22日

大地の香り、ワンダーヴォイス

America
Juanita Stein
17.0809JuanitaStein.jpg★★★☆☆

 小さく収まらない、大地を思わせるスケール感ある構成。壮大で深淵、プリミティブなバンドサウンド。感情を表にせず軽やかに歌い上げるヴォーカル。アメリカとは違うスタイル、彼の地のカントリーミュージック
 豪州発のバンド、“Howling Bells”のリードヴォーカル、“Juanita Stein/ワニータ・ステイン”による初回ソロアルバム。甘く切なく、美麗なヴォーカルを活かすトラックが沢山。“Gus Seyffert/ガス・シーファート”(ex. Beck、Ryan Adams、Norah Jones)がプロデュース

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2017年09月20日

パンキッシュなガレージポップ

Plastic Cough
Great Grandpa
17.0806GreatGrandpa.jpg★★★★☆

 単純明快、痛快ディストーションギターがつんざくマスロック系統。女性ヴォーカルが主導するパンキッシュなガレージポップ。初期衝動を丸込めた胸キュン轟音ギターなロッキン
 USシアトル発の男女混成5ピース、“Great Grandpa/グレート・グランパ”、デビューフルアルバム。「Double Double Whammy」より。バンドは14年に“Patrick Goodwin”(G、Vo)の呼びかけで4ピースで始動。

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2017年09月19日

重厚なるポップの進展

Lust For Life
Lana Del Rey
17.0801LanaDel.jpg★★★☆☆

 オールドシネマを彷彿とさせるレトロ性と重厚感。自らを「サッドコア」と称した悲しみのマイナー調。路線は継続。さらには希望の光も差し込まれたような安寧の兆し。『Lust For Life』=生きることへの希望、が注がれるゴージャスポップ
 NYのシンガーソングライター、“Lana Del Rey/ラナ・デル・レイ”、5thアルバム。衝撃のデビューアルバム「Born to Die」から早5年。コンスタントにアルバムリリースが継続
 今作については、自分のために作ったこれまでの4作と違い「ファンのため、そして私たちが向かっている場所のためのもの」としている。“Stevie Nicks”(ex. “Fleetwood Mac”)、“The Weeknd”、“A$AP Rocky”らが著名人も参加

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2017年09月18日

ダウナー感漂うソロアルバム

Eucalyptus
Avey Tare
17.0802AveyTare.jpg★★★☆☆

 ポップさがまるでないベットルームサウンズ。歌ものが続くが、ダウナー基調。ギターサウンドを主として、トライバル系もありの音声コラージュの様式。サイケで内省的な性向
  NYのエクペリメンタル、“Animal Collective/アニマル・コレクティヴ”の首謀者、“Avey Tare/エイヴィ・テア”、2ndアルバム。前回ソロは10年前の「Down There」で、14年にはコラボユニット“Avey Tare's Slasher Flicks”名義でもアルバム出してる。
 今作は“Animal Collective”のメンバー、“Deakin/ディーケン”がレコーディングで帯同、カリフォルニアでの収録

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2017年09月17日

LAからの王道ポップ

Racing Time
DWNTWN
17.0804DWNTWN.jpg★★★☆☆

 女性ヴォーカルを前面フィーチャーしたシンセポップ。鮮烈でキャッチー、輝き放つトラック群。美麗なアレンジもツボ
 US、LAの紅一点ヴォーカルをフロントにした3人組、“DWNTWN”、初回アルバム。「Jullian Records」よりのリリース。
 ユニットは“Jamie Leffler”(Vo)らにより10年に始動。12年に「Kitsuné」のコンピに取り上げられた曲が批評家に絶賛されるなどで頭角表す

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2017年09月16日

メロウなツインヴォーカル

Ultralife
Oh Wonder
17.0722OhWonder.jpg★★★☆☆

 特徴的な男女ツインヴォーカルで少しメロウなポップナンバー。ピアノorキーボードをベースにしたシンプルなアンサンブル。テンションおさえた小粋アーバンポップ
 ロンドン拠点、“Josephine Vander Gucht/ジョセフィーン”と“Anthony West/アンソニー”によるデュオ、“Oh Wonder/オー・ワンダー”、2ndアルバム。
 ユニットはそれぞれ別で音楽活動していた2人がサイドプロジェクトとして14年より始動。月一で「Soundcloud」にアップし続けたところ話題となり人気に。15年にデビューアルバム。
 17年8月に来日公演

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2017年09月14日

夢幻、浮遊感、彼岸の園

Soft Sounds From Another Planet
Japanese Breakfast
17.0724JapaneseBreakfast.jpg★★★★☆

 スペイシーで独特な浮遊感放つドリームポップ。つぶやき、ささやき、のよな軽やかな歌い口がツボ系。シンセポップ、シューゲイズ系ギターポップ、フォーキーでサイケ風味、ベットルーム、DIY、etc
US・ブルックリン拠点の女性ソロプロジェクト、“Japanese Breakfast”、2ndアルバム。フィラデルフィアの“Little Big League”の紅一点ヴォーカルしていた、“Michelle Zauner/ミシェル・ザウナー”による企画。本人は韓国系アメリカン。名義は「外国の響きのある『ジャパニーズ』とアメリカ的な響きのある『ブレックファスト』」を合わせたと

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2017年09月13日

既視感と臨場感

Kinder Versions
Mammút
17.0725Mammut.jpg★★★☆☆

 そこはかとない過去ビヨークの気配。歌い方もそうだし曲想がビヨークが以前いた“Sugarcubes”を彷彿とさせる。それらは現地訛りの影響もあるかもしれん。幻想的なドリームポップ。ダークでサイケな肌ざわり。ライブの空気をも感じる臨場感あるミックス
 アイスランド、レイキャビク拠点の男女混成5人組、“マムート”、4thアルバム。前作は13年の『Komdu til mín svarta systir (come to me, my dark sister)』で、同年UKの名門レーベル「Bella Union」と契約し、それ以降英語詞に変わっていった模様。バンドは03年に女性トリオで始動。翌年2人加入し

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2017年09月12日

場末感たっぷりブルージー

Under The Covers
Lydia Lunch & Cypress Grove
17.0810LydiaLunch.jpg★★★☆☆

 場末感、アングラ感たっぷり。濃厚しゃがれ声ヴォーカルが先導する、ブルース、カントリー、パンキッシュロック。気だるさマックスのヴォーカルはNYアングラ界伝説の女王、Lydia Lunch/リディア・ランチ”で、今作ではロンドンのギタリスト “Cypress Grove/サイプレス・グローヴ”とのコラボ盤にてカバーアルバム。地獄からの叫び、魂の賛歌を聞くゆふべ

Lydia Lunch

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2017年09月10日

淡いエレポップ

Ten Flowers
Kalbells
17.0727Kalbells.jpg★★★☆☆

 淡く切なく、音圧低めの歌ものテクノ、エレポップ。ヴォーカル由来の不思議な軽やかさとまどろみ誘う繊細でミニマルなシンセワークが新感覚。
 NYのアートロック系、“Rubblebucket”の紅一点ボーカルの“Kalmia Traver”によるソロプロジェクト、“Kalbells” デビューアルバム。同レーベル「NNA Tapes」の重鎮“Ryan Power”参加でエクスペリメンタルな方向付け

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2017年09月09日

キラキラしたロック&ヴォーカル

Only The Hits
Cody & Danz
17.0728Cody.jpg★★★☆☆

 少しレトロな感あるロック&ヴォーカル。ポップでキッチュでダーク&パンキッシュ。互いに打ち込み系ソロアーティストのコラボ作にてロックに挑んだ企画盤
 日本ではCMソングに取り上げられるなどで認知されてる、NY・ブルックリンの“Computer Magic” こと“Danielle Johnson/ダニエル・ジョンソン”と、LA拠点のミュージシャン、“Cody Crump/コーディ・クランプ” によるデュオ・プロジェクト、“Cody & Danz/コーディー&ダンジー”による初回EP。
 Danz自身のレーベル「Channel 9 Record」と日本の「Tugboat Records」よりリリース

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2017年09月08日

軽快なポップロックで

Quiet Ferocity
The Jungle Giants
17.0713Jungle-Giants.jpg★★★☆☆

 いさぎよく軽快なポップロック路線。キャッチーでダンサブル、軽妙洒脱系の小粋ロックス
 豪州、ブリズベン発の4人組、“The Jungle Giants/ジャングル・ジャイアンツ”、3rdアルバム。地元レーベルの「Create/Control」より。メンバーは紅一点だが、ヴォーカルは男声。同じ高校出身の仲間同士で11年より始動。前作は15年の『Speakerzoid』

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2017年09月07日

デリコの新譜

LOVE YOUR LOVE
LOVE PSYCHEDELICO
17.0716LOVEPSYCHE.jpg★★★☆☆

 安定のロックン、癒しのヴォーカル。スタンダードナンバーのような安心感あるテイクが並ぶ愉悦アルバム。
 活動17年、“LOVE PSYCHEDELICO/ラブ・サイケデリコ”、4年ぶりのオリジナルアルバムで7thがリリース。15年には集大成のベスト盤が出ていたが、その後初のスタジオアルバム。今作ではアルバム制作時初めて2人自身によるミキシングを敢行。ベスト盤の後に2人のみによるアコースティックライブ「TWO OF US」をスタートし、そんな2人活動が起点となって今作が制作されたと
 今作ライブツアーがただいま開催中、11/24まで

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2017年09月05日

ほのぼのローファイ カントリー

Remember Terry
TERRY
17.0711TERRY.jpg★★★☆☆

 ゆるい感覚のDIYロックfromオージー。スキ間感あるガレージサウンズに女性ヴォーカルがのる。そこはかとないカントリー色、脱力ムーディ、平和な音像。10曲30分で駆け抜ける
 豪州、メルボルン発の男女2人づつの4人組 “TERRY”、2ndアルバム。前作は16年の『Terry HQ』。バンドは地元の有力インディバンド、“Total Control”, “UV Race”, “Dick Diver”から集結したオールスターメンバー

Upset! The Rhythm

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2017年09月04日

もやもやとくっきりと

Mister Mellow
Washed Out
17.0708Washed.jpg★★★☆☆

 シンセポップで安らぎの音像。まどろみの夏景。浜辺の午餐。今作の進化スタイルは、メロディがくっきりと浮き出ており、コラージュ系の遊びも盛り沢山。総じてバラエティ、エンタメ性に優れる仕様。いつものもんやりとした浮遊感そのままに、さらなる混沌の地平へ突き進む開拓者
 US、ジョージア州発のコンポーザー、“Ernest Greene/アーネスト・グリーン”によるエレポップ企画、“Washed Out/ウォッシュト・アウト”、久々のアルバムリリースで3枚目。前作は13年の『Paracosm』なので4年のインターバル。レーベルは「Sub Pop」から「Stones Throw」へ転籍。1作アルバム『Within And Without』で「チルウェイブ」のムーブメント拓いた御仁。
 11年にフジロック、12年にソロツアーで来日

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2017年09月03日

ざらつきあるインディポップ

GN
Rat boys
17.0710Ratboys.jpg★★★★☆

 グランジィなギターに浮遊感ある薄味な女性ヴォーカルが乗る、なんとも言えぬ浪漫さがにじみ出るインディ系。ローファイな感じでもない、しっかりした作り。隙間感、ざら付き具合、郷愁感含め、いい塩梅のギターロック
 シカゴ発の男女デュオを主体としたユニット、“Ratboys。/ラットボーイズ”、2ndアルバム。バンドは“Julia Steiner”(Vo, G)と“Dave Sagan”(G)により09年に始動。今作はサンディエゴのインディレーベル「Topshelf Records」より

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2017年09月02日

浮遊系ポップソングス

Mellow Waves
Cornelius
17.0721Cornelius.jpg★★★☆☆

 ライトで浮遊感ある歌ものポップが集結。前作のイメージからか、インスト系あるいは声を楽器のようにしてサンプリングするなどとは違い、真っ向歌として聴かせる系が主。シンセというよりはキーボード、ギターを主としたアナログ感を前面にして軽やかに使いこなす洒脱な系統
 小山田圭吾ソロ企画、“Cornelius/コーネリアス”、およそ11年ぶりアルバム。ミニマルで円熟味感じさせる静けさ、落ち着き加減がにじみ出る印象。“坂本慎太郎”、“Miki Berenyi/ミキ・ベレーニ”(ex. “Lush”)らゲスト参加

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2017年08月29日

影あるエレポップ

Somewhere In Between
VÉRITÉ
17.0629verite.jpg★★★☆☆

 女性ヴォーカルをフィーチャーした推進力あるエレポップ。メリハリ効いた曲ばかりだけど、ちょいとしっとり影ある仕様。ムーディな仕掛け、表現の幅ある歌唱力活かした曲作り
 US、NY・ブルックリン拠点のシンガー、“Kelsey Byrne”によるソロプロジェクト、“VÉRITÉ/バリテ”、1stアルバム。“Tim Anderson”(ex. “Banks”)、“Peter Thomas”(ex. “Selena Gomez”)らと共作、プロデューサーに“Liam Howe”(ex. “Lana Del Rey”、“FKA twigs”)が参加。ロンドン、NY、LAでレコーディング。

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2017年08月28日

リマスター&モア

OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017
Radiohead
17.0702Radiohead.jpg★★★☆☆

 名曲揃いのアルバムが奇跡の再生。そして、未発表曲3曲のほか、シングルB面曲がカップリング。2CDで、disc1がオリジナルのリマスター、disc2に「I Promise」など未発表曲を配置。重厚で深淵なるロック宇宙が再びよみがえる慶事
 金字塔的ロックアルバム『OK COMPUTER』の20年越しのリマスター。初回作と聴き比べても正直違いはわからぬが、聞き直してさらにスゴみを確認できる良さ

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2017年08月27日

先鋭なるロックシンフォニー

Land Animal
Bent Knee
17.0703Bent.jpg★★★☆☆

 インダストリアル色ある激情系ポストロックながら、変拍子含みの変態性ある展開。そしてストリングス引き入れてのオーケストラルな構成。妖艶で重厚なるヴォーカルが舞い、シネマティックにもサイケデリックにも変容する予測不能の進行形。しこうして、現代版のプログレ、先鋭なるロック&シンフォニー
 US、ボストン発の6人構成、“Bent Knee”、4thアルバム。バンドは09年に、バークリー音楽大学在学時に、ヴォーカルの“Courtney SWAIN”ら主要3人によって始動。11年に1stアルバム。14年の2ndアルバム制作を契機にほか3人が合流。
 今作は、「Insideout Music」よりの初回アルバム

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2017年08月26日

清廉なるヴォーカルと楽器

Gracie and Rachel
Gracie and Rachel
17.0705Gracie.jpg★★★☆☆

 ピアノとバイオリンでシンプル&クリーンなヴォーカル曲。少しダウナー気味、内省志向で深遠・壮大な構成。アカデミック色の強いオーケストラル・ポップ
 カリフォルニア州バークレー発の2人、“Rachel Ruggles” (Vn、Vo)、“Gracie Coates” (Pf、Vo)によるプロジェクト、“Gracie and Rachel/グレイシー&レイチェル”、初回アルバム。現在はNY・ブルックリンにて活動。レコーディングでは数多くのゲストミュージシャンを招いて敢行

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2017年08月24日

レジェンド・ロックの集大成

The Singles
can
17.0706can.jpg★★★☆☆

 活動期1968年から79年なので、どれもが古い曲なのだけど、ある種古み感じさせない、普遍のミュージック。古きロック、プログレ、ジャズ&ラウンジ系、シンセポップ、R&B、インプロ風などスタイルは変遷をやめない。
 ドイツ、ケルン発、史上のバンド、“can/カン”のシングルコレクション。3CD、23曲の大作で伝説を読み解く企画盤。元は現代音楽家シュトックハウゼン門下の人らが集まったユニット。先進性、というか変態性では抜き出た存在感

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2017年08月20日

混沌系ローファイガレージ

PCP Presents Alice in Wonderland Jr.
Tunabunny
17.0628Tunabunny.jpg★★★☆☆

 音数薄く混沌としたローファイガレージ。ほのかなアングラムードが病みつきにならなくもない変態系。初期衝動温存された原始系統。ノイジーでエクスペリメンタルな趣向もあり
 US、ジョージア州、アセンズ発の男女混成4ピース、“Tunabunny/ツナバニー”、2CD相当の大作。何作目かは不明。08年より活動中のユニット

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2017年08月19日

緩急あるヴォーカルポップ

Melodrama
Lorde
17.0622Lorde.jpg★★★☆☆

 メインストリーム系ポップヴォーカルが放つ王道ポップ。それでもど真ん中狙いはなく、コーナーをついたというか、どれも一癖つけたプロダクション。躍動エレポップからドリーミィなアンビエント風など、独特な表現力活かし物語性ありげな展開力を示す。
 NZ・オークランド出身の女性シンガー、“Lorde/ロード” 2ndアルバム。前作は3年前の『Pure Heroine』で、シングル曲「Royals」USグラミー賞最優秀楽曲賞など受賞。当時17歳。メジャー契約は13歳と、早咲きアーティスト。着実に成長を遂げ20歳で今作。今夏フジロックでの好演が伝えられている

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2017年08月18日

ソウルフルなダンスポップ

Fake Sugar
Beth Ditto
17.0624BethDitto.jpg★★★☆☆

 まったりと聴かせる系が多いか。ソウルフルでダンサブルなポップロック集積。元いたグループ “Gossip/ゴシップ”の時のようなハイテンションなディスコポップも継続しながら、バラードも加えバリエーション豊かな構成に
 US、アーカンソー州発のソロシンガー、“Beth Ditto/ベス・ディットー”、初回ソロアルバム。“Gossip”は16年に終了。書きためた曲からの新作12曲をレック。プロデューサーはR&B系の“Jennifer Decilveo”(ex. “Melanie Martinez”、“The Fool”)が帯同。

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2017年08月17日

円熟ビートポップ

Other
Alison Moyet
17.0625Alison.jpg★★★☆☆

 往年のダーク&躍動ビートポップ再体感の歓喜。円熟味あるヴォーカルワーク。思い出せば、迫力は当時から備わっていて、妙なおどろおどろしさが印象深かった。変わらない
 ロンドン東のカウンティ、エセックス出身のシンガー、“Alison Moyet/アリソン・モイエ”、9枚目ソロアルバム。前作「The Minutes」から4年ぶり。プロデューサーは前作に続き“Guy Sigsworth/ガイ・シグスワース”(ex. Björk、Goldie、Madonna)が担当
 アリソン・モイエといえば、『Yazoo/ヤズー』。活動期間たった2年のうち「Don't Go」ヒットでレジェンド成立。貫禄十分。元祖エレポップクイーン

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2017年08月16日

オフビートなポップ

No. 14
Soleima
17.0627Soleima.jpg★★★☆☆

 ちょいとオフビートなシンセポップ。女性ヴォーカルをフィーチャーしたダンスミュージック。まったりと大人ムードただようヨコノリ サイケポップ
 デンマーク・コペンハーゲン発のシンガーソングライター“Sarah Mariegaard”によるソロユニット、“Soleima/ソレイマー” デビューEP。元は“Flødeklinikken”なるグループにいた人。「Parlophone Music Denmark」よりのリリース

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2017年08月15日

鮮烈シンセポップクイーン

CollXtion II
Allie X
17.0616AllieX.jpg★★★☆☆

 おしゃれでキャッチー、躍動感あるヴォーカルでシンセポップ。一聴、ベタなポップに聞こえるが、並でない歌唱力に裏打ちされた表現力。需要が見込まれる路線だけに今後ますますメジャー化進むか
 カナダ・トロント発で現在はLA拠点の女性ソロシンガー、“Allie X/アリー・エックス”。本国で活躍の末、13年にUS進出。14年2月に“Allie X”としてデビューシングルOUT。これが“ケイティ・ペリー”にSNSで取り上げられ注目される。今作は15年のEP『CollXtion I』に続くCollXtionシリーズ2作目でフルアルバムとしてはデビュー作

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2017年08月14日

MG復活でヴォーカル集成

何度でも新しく生まれる
MONDO GROSSO
17.0618MONDOGRO.jpg★★★☆☆

 「MONDO GROSSO」復活で、曲ごと別ヴォーカリスト招いての全編ヴォーカル曲、そして打ち込み系を主としたダンスミュージックなスタイリング。歌い手には以前から共作してる“bird”や“UA”のほか、元はミュージシャン、“満島ひかり”、“齋藤飛鳥”(ex. “乃木坂46”)、やくしまるえつこ。その他、無名の主婦シンガー“下重かおり”らバラエティ感ある揃え。
 “大沢伸一”によるソロユニット、“MONDO GROSSO”、14年ぶりオリジナルアルバム。曲調は以前と違いなくアシッドジャズ、ハウス、ラテン、チルアウト。今どぎミュージシャン、それと意外なコラボで話題性十分な一枚に

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