2017年05月26日

ノスタルジック歌謡ポップ

Please Be Mine
Molly Burch
17.0223MollyBurch.jpg★★★☆☆

 淡くメロウなタッチの女声レトロ歌謡ポップ。潔くビンテージに矛先を定めた奇怪痛快なヴォーカルもの。甘く切なく、高音の伸びもよく透き通る系の歌声美しき
 US、LA発で現在はオースティンにて活動のソロ、“Molly Burch/モーリー・バーチ”、デビューアルバム。NYのレーベル「Captured Tracks」よりのOUT。

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2017年05月24日

不思議アブストラクト

Happy Together
Mega Bog
17.0214Mega.jpg★★★☆☆

 混濁のアブストラクト。ネオアコ、フリージャズ、ストレンジポップ、アートポップなど。時に複数の曲が流れている風にも聞こえる不可思議音像。唯一無二の実験感覚
 US・シアトル発、シンガー “Erin Birgy”が率いる、“Mega Bog”、2ndアルバム。前作は14年で、およそ2年ちょいぶりのアルバムリリース。ジャンレス、詩的エクスペリメンタル

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2017年05月23日

揺れるVoツボ系

Messes
Stef Chura
17.0130Stef.jpg★★★☆☆

 ツボ系ローファイ・ガレージ。シンプルに3ピース。生粋バンドサウンズの気高きバランス。不安げに揺れるヴォーカルが引っ掛かりを与える新星
 US、デトロイト発の女性ソロ、“Stef Chura/ステフ・チュラ”デビューアルバム。ソロアルバムというよりか彼女のバンドとしてのスタートらしい。同郷の「Urinal Cake」からドロップ

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2017年05月22日

怒涛のギターロック魂

Life Without Sound
Cloud Nothings
17.0201CloudNothings.jpg★★★★☆

 怒涛のギターロック。魂のインディサウンズ。前のめりに刻み込むギター カッティングワーク。適度にハードでエモーショナルな意向。メロディックでメランコリック。えもしれぬ甘美さ、この感覚は他にない。
 忘れた頃の“Cloud Nothings/クラウド・ナッシングス”新作。US・クリーヴランド発の4人組インディーバンド。前作『Here and Nowhere Else』から2年ぶり。プロデューサーは“John Goodmanson/ジョン・グッドマンソン”(ex. “Sleater-Kinney” “Death Cab For Cutie”)がついた。今作では ポップな方向に振れたとの評価が多い

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2017年05月21日

壮大、キッチュなリップス・ワールド

Oczy Mlody
The Flaming Lips
17.0122Flaming.jpg★★★☆☆

 アルバム通じて一つの物語を描いてるような、壮大でドラマティックな絵巻的展開。これは通常どおり。今作では特に歌を立たせた曲も多い。サイケでレトロでぼんやりとした旋律。麻薬的陶酔感と浮遊感に酔う始末
 US・オクラホマ発の大御所、エクスペリメンタルユニット、“The Flaming Lips/ザ・フレーミング・リップス”、14thアルバム。レコーディングは15年1月頃より、地元、オクラホマにて。プロデューサーは今作も御大“Dave Fridmann/デイヴ・フリッドマン”が帯同

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2017年05月20日

ミラクルなガレージロックン

Lemon Memory
Menace Beach
17.0127Menace.jpg★★★☆☆

 レトロでサイケな色合い持つインディー・ガレージ。シンプルな構成のオルタナロック。男声がリードで時折女声コーラスが並走し妖術的にミラクルな構成力を発揮してくる
 UK・リーズ発の5人組、“Menace Beach/メナス・ビーチ”、2ndアルバム。前作は15年の1作め『Ratworld』。バンドはヴォーカルの“Ryan Needham/ライアン・ニーダム”、ギター&コーラスの“Liza Violet/リーザ・ウェブスター”の2により12年に始動。その他3人はサポート的な立ち位置

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2017年05月19日

豪州発 トライバルな新星

Utopia Defeated
D.D Dumbo
17.0112Dumbo.jpg★★★☆☆

 美麗フォーキッシュで不思議トライバル、エレクトロ、ロックな方向。変幻自在な男声ヴォーカルを主にしたアンサンブル。声がスティングに少し似ていて、そのせいか時に曲までが“ポリス”に聞こえてくる。
 豪州、メルボルンが近い地方都市、カスメルーン出身“Oliver Hugh Perry/オリバー・ヒュー・ペリー”のソロユニット、“D.D Dumbo/ディー・ディー・ダンボ”のデビューアルバム。UKの名門インディーレーベル「4AD」よりのOUT
 プロジェクトは13年に出したEPから発して、“セイント・ヴィンセント”や“ウォーペイント”などUS系のアーティストのサポート。さらに同郷の“テーム・インパラ”のUKツアーに帯同するなどでキャリア積んできた

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2017年05月17日

フォーキッシュ・ライブ

Live At Urchin Studios
Lucy Rose
16.1229LucyRose.jpg★★★☆☆

 正統派女声フォークシンガーによるスタジオライブアルバム。弾き語りとピアノなど少しの伴奏が入ったりシンプルな構成。ナチュラルでイノセントな歌うたい。心洗われるピュアな響き
 UK発のアーティスト、“Lucy Rose/ルーシー・ローズ”による新作ライブアルバム。15年の2ndスタジオアルバム『Work It Out』に次ぐアルバムリリース。12年にデビュー、UKの新鋭系で注目のフォークシンガー。16年9月に日本公演済み

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2017年05月16日

ロックスピリッツアーなシンガー

Something Wicked
Skye Wallace
16.1231SkyeWallace.jpg★★★☆☆

 フォーキッシュともとれる素朴系だけど割と男前なロックスピリッツ感じる 女性ソロシンガー。自前ギターで全編バンドサウンド、ソリッドな歌うたい。時にストリングス取り入れ魂の叫びを聞かせる
 バンクーバー発で現在はトロント拠点のアーティスト、“Skye Wallace/スカイ・ウォラス”、2ndアルバム。14年作「LIVING PARTS」から2年ぶりアルバム。

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2017年05月15日

フォーキッシュ、エトセトラ

My woman
Angel Olsen
17.0101AngelOlsen.jpg★★★☆☆

 深み感じるフォーク&ポップ、エトセトラ。元はギター弾き語り系のフォークシンガーだけど、今作では簡素な弾き語り風から、エレポップ、エレキギター用いたバンドサウンズ、サイケ、オルタナ風と、縦横無尽に行き交う。時にエモーショナルに高みへと昇る、しびれる系統
 US・シカゴを拠点にしたシンガーソングライター、“Angel Olsen/エンジェル・オルセン”、3rdアルバム。前作「Burn Your Fire for No Witness」から2年半ぶりのフルアルバム。今作ではプロデューサーに“Justin Raisen/ジャスティン・レイセン”(ex “CHARLI XCX”、“Sky Ferreira”)がつき、LAでの録音。全体メランコリックなトーンだけど、意外性もある作り込み

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2017年05月13日

ストリングス入りポップロック

Slagroom
All Boy/All Girl
16.1222AllBoy.jpg★★★☆☆

 チェロ、ヴォオラなどストリングス入りの女子Voポップ。清廉で素朴系と思いきや、意外なエクスペリメンタリズムもありバラエティ感あるポップロックなスタイル
 NY拠点の男女混成7人所帯、“All Boy/All Girl”、1stアルバム。バンドはメインヴォーカルの“Danielle Lovier ”とベースシスト/コンポーザーの“Nicholas Rahn”の2人乗りフィラデルフィアにて始動。のちにNYへ

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2017年05月12日

ストーンズのこってりブルージー

Blue & Lonesome
The Rolling Stones
16.1203stones.jpg★★★☆☆

 なんともジャギーで味のあるブルースナンバー詰まった今節めずらしのアルバム。元は新曲のレコーデイングで煮詰まった挙句に録音されたカバーものが手応えを得て急展開でそっちの方へと舵きりしていったと。大元はブルースバンドだった彼らの原点がここへきての表出。水を得た魚のような躍動感と不思議な新鮮みを刻み込んでる
 半世紀ごえのキャリアもつ超大御所バンド、“The Rolling Stones”の新作(16年12月リリース)はブルースのカバー集。アルバムとしては11年ぶりのリリース。たまたま同じスタジオでレコーディングしていたという“エリック・クラプトン”が2曲参加。

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2017年05月11日

技巧派ニューロマン

Utopia Village
Peluché
16.1207Peluche.jpg★★★☆☆

 薄ぼけた風合いが美麗に映る風景画を見るごとしニューロマン。技巧的でフリージャズような展開の意外性。サイケな浮遊感。女声ヴォーカルがつむぎ出す、これまでないタッチのドリームポップ
 UK、サウスロンドン発の女性3人組、“Peluché/ペルーチェ”による初回EP。同国レーベル「RIP Records」より

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2017年05月10日

ジェントリーなブレイクビーツ

Threesome
Buttering Trio
16.1209Buttering.jpg★★★☆☆

 至極洗練された系のヴォーカル入りブレイクビーツ。ジャジーなラウンジ仕様。サイケでエクスペリメンタルな色合いもあるスマートなトラックス。少しくエキゾチックな香りも効く
 イスラエルの都市、テル・アヴィブを拠点にしたの3人組、“Buttering Trio”、2ndアルバム。女声ヴォーカル“KerenDun”、“Beno Endler”(Bs)、“Rejoicer”(Prod)によるユニット。13年のデビューアルバム『Toast』が“Snoop Dogg”らにより取り上げられ話題となってた。英国「Raw Tapes Records」よりのリリース

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2017年05月09日

ヌーヴェル・ヴァーグ復活作

I Could Be Happy
Nouvelle Vague
16.1210NouvelleVague.jpg★★★☆☆

 過去スタンダード曲のラウンジ風カバーの“Nouvelle Vague/ヌーヴェル・ヴァーグ”が復活作。10年以来でおよそ6年越しの新作。矛先は変わらず、80年代付近のニューウェーブやパンクのヒットナンバーをモチーフにしたアレンジメント、いくつかオリジナルも含む、フレンチテイストのオシャレテイストなカヴァー群。
 04年にデビュー。プロデューサーの“Marc Collin/マーク・コリン”と弦楽器奏者“Olivier Libaux/オリバー・リボー”の首謀者2人ほか、ゲストヴォーカルによるユニット。今作では“Cocteau Twins”、“Brian Eno”、“The Cure”らカヴァー

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2017年05月07日

パンク・ダブ、ツインVo

Sex Stains
Sex Stains
16.1122SexStains.jpg★★★☆☆

 ローファイ、ガレージパンク、ダブサウンズのキッチュな系統。女声ツインヴォーカルの勢いあるスタイル。素朴なバンドサウンドでファンキーかつサイケな彩り
 LA発5人組“Sex Stains/セックス・ステインズ”、セルフタイトルによるデビューアルバム。バンドは14年より、それぞれ過去キャリア持つ腕利き揃いで。ヴォーカルの“Allison Wolfe”は「ライオット・ガール」系の重要バンド“Bratmobile”の前歴。も一人の“Mecca Vazie Andrews”は振付師として知られる人物。ほか“Warpaint”のドラムだったメンツなど。

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2017年05月06日

エレパンクポップ・ニューウェービー

Jessica Rabbit
Sleigh Bells
16.1124Sleigh.jpg★★★☆☆

 エレクトリック、パンク、ノイズポップ系ミクスチャの男女デュオ新作。スローテンポながら攻撃的な勢いあるリフ&女声ヴォーカル。元はメタルバンドの経歴持つギタリストによる異色で新鮮味あるニューウェービーなポップ
 NYブルックリン発、“Derek Edward Miller/デレク・ミラー(G)”と“Alexis Krauss/アレクシス・クラウス(Vo)”によるデュオ構成“Sleigh Bells/スレイ・ベルズ”4作目アルバム。前作『Bitter Rivals』から3年ぶり。今作より自主レーベルによるリリース。セルフ・プロデュースだが今作で初めて外部からアドバイス受けた曲もありと

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2017年05月02日

ブルージーポップ

Divine Love
Victoria+Jean
16.1111Victoria+Jean.jpg★★★☆☆

 エクスペリメンタル色強いブルース&ロック。ルーディでファットなファズギターに、場末チックなハスキー風女声ヴォーカルが踊る悦楽ミュージック。ちょいとフォーキーだったり、エレクトロに寄ったりなど振り幅ありの構成
 ベルギー、ブリュッセル拠点の男女デュオ、“Victoria+Jean”、1stアルバム。ヴォーカルの“Victoria”は元はストックホルム出身でパリ経由、ブリュッセルに行き着き、ギタリストの“Jean”と出会いユニット結成。

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2017年05月01日

雑多、フレンチポップ

Mystère
La Femme
16.1115LaFemme.jpg★★★☆☆

 プロフィール的にはサーフ系らしいが、その実バラエティ色溢れる雑多音楽集団。古式フレンチポップ、ダーク・エレクトロ、ガレージ、ローファイテクノ、そしてサーフロックなどと矛先定まらぬ全方向エンタメ。全編フランス語のローカル感覚もイカす次第
 フランス南西部のビアリッツ発のポップ集団、“La Femme/ラ・ファム”、2ndアルバム。首謀者2人が10年に始動、パリへ上京後、紅一点のヴォーカル“Clémence”らメンバー集め13年に1stアルバム『Psycho Tropical Berlin』リリース。レッチリの国内公演で前座を勤めたほか内外フェスに出演でブレイク。今年(17年)3月に来日果たす

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2017年04月29日

すき間感あるフォーキッシュ

Front Row Seat to Earth
Weyes Blood
16.1120Weyes.jpg★★★☆☆

 古典のアメリカンフォークにも通じるトラディショナルな感覚。静かで穏やかで深みあるヴォーカルを聞かせる。ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせる高音の揺らぎ感。いつもだとエクスペリメンタルな系統もあったらしいが、今作ではどっしりと正統派で、レトロ感とすき間感ある作り
 US、サンタモニカ生まれで、ペンシルバニア育ち、“Natalie Mering/ナタリー・メーリング”によるソロプロジェクト、“Weyes Blood/ワイズ・ブラッド”、4thアルバム。前作『The Innocents』から2年ぶりのリリース。元は“Jackie-O Motherfucker”なるバンドのメンバー

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2017年04月28日

キューティ、レトロなポップス

Love Is Enough
Lia Pamina
16.1121LIAPAMINA.jpg★★★☆☆

 一聴、フレンチウィスパーなレトロポップ。その実、英語詩、たまにスペイン語。英語も少しスペイン語なまりか微妙に甘たるいニュアンスある雰囲気。曲調はやはりフレンチなスタイル。そしてボサノヴァとかラウンジ系の趣きある。本人は、フレンチポップの“クロディーヌ・ロンジェ”や、ブラジリアン・ボサノヴァ歌手の“アストラッド・ジルベルト”らのからの影響を明かしてる
 スペイン、カステリョン出身の女性ヴォーカリスト、“Lia Pamina/リア・パミラ”、デビューアルバム。スペインのレーベル「Elefant Records」より。スウェーデンのプロデューサー “Roger Gunnarsson”が全曲担当。キャリアとしては14年にリリースされたデビューシングル「How Come I」が日本でも話題になっていた

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2017年04月13日

呪術性と素朴フォーキッシュ

Requiem
Goat
16.1029Goat.jpg★★★☆☆

 無国籍フォーキッシュ&サイケ、トライバルな異色・異次元世界観。アルバム初っ端から南米ムードを漂わせながら、曲ごとどことも知れぬ民族風、フォーキッシュな展開。サイケでシュール、意外に素朴感漂うスタイリング。芸風定まらな含めエクペリメンタルでバラエティ感ある仕上げ
 スウェーデン発のサイケグループ、“Goat”、3rdアルバム。彼らの本拠、コルピロンボロなる地に伝わるヴードゥー教に関連し呪術性帯びた不気味さ放つ。3人が主体らしいが、ライブでは多数参加し即興風に展開すると。

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2017年04月12日

パンキッシュ、コア系

Auto
Super Unison
16.1107SuperUnison.jpg★★★☆☆

 破壊力ある女性ヴォーカルものハードコア側のポストパンク。ギターを主に直線的にメロディックに厚みを持って織りなすアンサンブル。カオティックにシャウト炸裂の推進力あるスタイル
 US、カリフォルニア州オークランド発のトリオ・パンクユニット、“Super Unison/スーパーユニゾン”、初回アルバム。バンドは14年より始動。ヴォーカルの“Meghan O'Neil Pennie”は“PUNCH”なるサンフランシスコのパンクバンドで知られるヴォーカル。ドラムの“Justin Renninger”はインディロックの“SNOWING”の人。プロデュースは“Jack Shirley”(ex. Deafheaven, Oathbreaker)が参加

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2017年04月11日

ローファイ・ガールズトリオ

Friends & Lovers
Las Kellies
16.1108LasKellies.jpg★★★☆☆

 なんとも脱力感あるアンサンブル、というかミックスのガレージ・パンク。ローファイなスタイルのシンプルなトリオ・ロック。ガレージ系だが、妙にリヴァーブ効かせすぎで引っ込み気味ヴォーカルがドリーミィーな心地よさを生む
 ブエノスアイレス発で05年より活動の、ガールズトリオ、“Las Kellies/ラス・ケリーズ”、4作目アルバム。前作は13年「Total Exposure」。スペイン語ほか英語、仏語、日語などの詩も扱う異色トリオ

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2017年04月08日

Blonde Redhead初期音源集

Masculin Féminin
Blonde Redhead
16.1025BlondeRedhead.jpg★★★☆☆

 NYにて25年近く活動の老舗バンドの初期音源をCD2枚分に取りまとめたスペシャル盤。インディ系の一癖ある音作り、ドリームポップ、アートロックなどと形容される彼らの活動初期は、ソリッドで初期衝動ほとばしるパンキッシュな音作り。それこそ20年前の音源になるけど、それほど古さを感じさせない普遍性あるクオリティ
 NYの重鎮ユニット、“Blonde Redhead/ブロンド・レッドヘッド”による、初期アルバムその他その頃のものをカップリングしたパッケージ。現在は日本人ヴォーカル、“カズ・マキノ”とイタリア人双子兄弟(ギター&ドラム)の3人だが、初期はその他メンバーも在籍しており。音作りも簡素でストレートな、けだしダークな持ち味のエクスペリメンタルなスタイル

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2017年04月07日

けだるさ満開ガレージ

Full Closure and No Details
Gabriella Cohen
16.1024Gabriella.jpg★★★☆☆

 ローファイなガレージポップで、けだるさ満開のヴォーカルが妙な心地よさ生む不思議音像。ルーディなギターワーク、夢心地コーラスワーク、シンプルなアレンジで脱力感にじみ出てイカす系
 豪州・メルボルン拠点の女性ソロ、“Gabriella Cohen/ガブリエラ・コーエン”、デビューアルバム。当初は地元レーベルよりローカルリリースしてたもの、17年に3月にUSの「Captured Tracks」よりリイシュー。男女デュオ、“The Furrs”の片割れとして知られる。USのユニット、“Cults”のサポートもしていた

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2017年04月06日

くぐもりのポップ感

Big Sparks
Few Bits
16.1011Few.jpg★★★☆☆

 ヌケ感なさ目なのだが、程よい脱力ムードが逆に心地よき場合がある、それ。アンニュイでシューゲなテイスト。物憂げ優しげ、ドリーミーなポップロックン
 ベルギー発の女性ヴォーカル&ギター“Karolien Van Ransbeeck”を首謀者としたユニット、“Few Bits/フュー・ビッツ”、2ndアルバム。前作の初回作は13年にセルフタイトルでドロップ

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2017年04月05日

彼の地の世界観を体感

Blood Bitch
Jenny Hval
16.1009Jenny.jpg★★★☆☆

 独自の雰囲気を放つノーウェジアン・ミュージシャンの新作。繊細で詩的、幽玄、幻想世界。エレクトロだけど、もっと斜め上をいくアンビエント、ノイズ、シネマティックな部類のエクペリメンタル系。彼の地、どこの地かわからぬ、まだ見ぬ風景を表出
 ノルウェー発のアヴァンギャルディスト、“Jenny Hval/ジェニー・ヴァル ”の一年ぶり新作。前作『Apocalypse, girl』に続き、同郷のノイズ系“Lasse Marhaug”とのコラボ。ブルックリンのレーベル「Sacred Bones」よりのリリース。今作はUSの有力メディア「Pitchfork」でBest New Musicを獲得
 “Rockettothesky”の名でも知られるミュージシャン。今年(2017年)2月に初のジャパン・ツアー施行済み

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2017年04月03日

エレクトロ&ヴォーカルの神秘性

THE ALTAR
Banks
16.1014Banks.jpg★★★☆☆

 US発、UKで開花した女性ヴォーカリストの2作目。静けさと広がりあるエレクトロビートをバックに神秘感ある妖艶なヴォーカルが乗る。R&B、HIPHOPを通過した現代テイストのロックヴォーカル。派手さを抑えイノセンスな響き
 CA州オレンジ・カウンティ出身、“Jillian Banks/ジリアン・バンクス”による一人ユニット、“Banks” 2年ぶりフルアルバムで2ndアルバム。「自己傷害と自己受容との間の葛藤」がテーマと。シリアスな深淵系。
 ユニットは13年に始動。Soundcloudにのせた曲がUKの人気DJに紹介されたのきっかけでブレイク果たし、14年にデビューアルバム『Goddess』ドロップ
 7月に3度目(サマソニ含む)来日公演

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2017年04月01日

轟音、甘美のはざまオルタネイティブ

Head Carrier
Pixies
16.1015Pixies.jpg★★★☆☆

 老舗バンド“Pixies”新作。復活第2弾。オルタナ系轟音ロックから、切なスィートなインディロック、メロディックで甘美な男女ツインヴォーカル系ロックなどなど、曲ごとに表情変えるバラエティ感。往年はもっとソリッドな部類の音だったらしいがあまり知らぬ。たくさんの引き出しを持ったおっさんたちの熟成感。安定したエンタメ感あるプロダクション
 USの結成30年超え大御所バンド、“Pixies”、2年半ぶりフルアルバムで通算7作め。前作は解散・再結成を経て23年ぶりのメモリアル作で、創始メンバー“Kim Deal/キム・ディール”脱退後初作品。今作ではベースにキムの後釜で同じく女性の“Paz Lenchantin/パズ・レンチャンティン”が正式加入。プロデューサーには“Tom Dalgety/トム・ダルゲティ”(ex. Killing Joke)が参加

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2017年03月06日

北アフリカン・トライバル

Manara
Alsarah & The Nubatones
16.1018Alsarah.jpg★★★☆☆

 あまり聞き馴染みのない、不思議エスニックな感覚トライバルミュージック。スーダン+アメリカンの女性ヴォーカルによる、淡い色彩に満ちたアフリカンポップ。
 US・NYブルックリンを拠点にした、“Alsarah & The Nubatones/アルサーラ・アンド・ザ・ヌバトーンズ”による2ndアルバム。主幹の“Alsarah”はスーダン生まれで、イエメン経由で渡米したヴォーカリスト。故郷のヌビア地方の音楽を志し、ユニット名を「The Nubatones」とした。
 ソロとしては13年に仏系アーティスト“Débruit”との共演作が話題となってる。

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2017年03月04日

重量級女子デュオ

Femejism
Deap Vally
16.0928DeapVally.jpg★★★★☆

 なんともファットでサイケでグラマラスなロッキン。重量感あるディストーション・ギターがブルージィにうねりまくる骨頂の音楽体験。テイストは“ジャック・ホワイト”に近いか。レトロ感あるシンプルなアプローチ
 US、LA拠点の女子デュオ、“Deap Vally/ディープ・ヴァリー”、2ndアルバム。ユニットは11年に“Lindsey Troy ”(G, Vo)と“ Julie Edwards”(Dr)により始動。音源やライブ映像を積極的にアップロードし話題となり、名門「Island Records」より12年にシングル、13年にアルバムリリース。UKを中心に好調なセールスを記録。“The Vaccines”や“Marilyn Manson”、レッチリ等のツアー同行でキャリア積む。
 今作は“ヤー・ヤー・ヤーズ”の“Nick Zinner”がプロデューサーに帯同

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2017年02月26日

ジェフ・ミルズ、オケとコラボ

■LIVE REP■
ジェフ・ミルズ×東京フィル「クラシック体感系U -宇宙と時間編」
17.0225jef.jpg★★★☆☆

 テクノの巨星、“ジェフ・ミルズ”と東京フィルハーモニー交響楽団の共演ライブ@オーチャードホール
 去年に続き、2回目というこのイベント。今回は、ジェフが初めてオーケストラとコラボリリースしたばかりの「Planets」所用60分フル演奏を後半にセット。前半は東フィルのみで4曲と、ジェフミルズとタブラ奏者のユザーンが登場しての1曲。
 東フィルのみで演奏した曲もオーケストラではまれなミニマルなフレーズを用いた曲を選曲。ジェフミルズとの共演以外の曲も含め、テクノとオーケストラの接点を探るイベント意図か。DJジェフミルズとの共演では。クリック=ビートがこだまする中、本格オーケストラが混じり合う、なんとも違和感ある音楽となっていて、これはこれでおもろい趣向。ユザーンの超絶手業も見ものであった

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2017年02月23日

新生ボノボのスタイリッシ

23区
bonobos
16.1002bonobos.jpg★★★☆☆

 メンバーも変わって、ダブ・バンドからの脱却。さらにはアルバムタイトルにも示されているよう都会派ポップ路線というべきか、ジャジーでラウンジィなスタイル。まあ、ヴォーカルは変わっていないわけで、その点、いつものボノボ。筋は変らじ
 活動15周年を超え、VoとBsは変らず、G、Dr、Keyが新メンツの5人組スタイルに刷新の、新生“bonobos/ボノボ”の初回作。夜の東京を駆け抜ける車窓風景が浮かぶよな、少しおしゃれで、気張らない。スタイリッシュな面持ち

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2017年02月22日

M.I.A.ラストアルバム

AIM
M.I.A.
16.0918M.I.A.jpg★★★☆☆

 自分のルーツである南アジア系ビートに乗せたヒップホップ&エレクトロ。これまでの攻撃力が幾分薄れ、こなれて温かみある曲が多い。メディアでは(エンターテイメント・ウィークリー誌のインタビュー)自身最後のアルバムとアナウンス。ちょっと衝撃的だが、合わせてアルバムについて、メロディーはハッピーな雰囲気になる、ともコメントしてる。

 ロンドン拠点のスリランカ系コンポーザー&ラッパー、“エム・アイ・エー”、3年ぶりアルバムで、5thアルバム。今作では17曲を収録。うち“Diplo”や“Skrillex”、“ZAYN(元“One Direction”)”ら多彩なゲストを招き制作。

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2017年02月21日

ソリッドで退廃なパンクす

Shapeshifter
IAN SWEET
16.0919IANSWEET.jpg★★★★☆

 シンプルな構成で少しアートっぽいパンク。情動系ファニーヴォイスな女声ヴォーカルが牽引。グルーヴィーだけど退廃さがつきまとい、ロマンティックないい味かもす。
 US、NYブルックリン発の紅一点ヴォーカルスタイルのトリオ、“IAN SWEET/イアン・スウィート”、初回アルバム。名門SUB POP傘下「Hardly Art」よりのリリース。バンドは当初、ヴォーカルの“Jilian Medford”によるソロ活動「IAN」として始まったが、バンド編成となりパワーアップ。

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2017年02月20日

素の衝動型ロッカー

Cosmetic
NOTS
16.0920NOTS.jpg★★★☆☆

 素っぴんのパンクロッカーズ。初期衝動そのまま、何のギミックもてらいもなし。気持ちいくらいの素っ気なさ、硬質でローファイめなパンクがオンパレ。
 US、音楽の聖地、メンフィス発の女性4人組、“NOTS”の2ndアルバム。前作『We Are Nots』(14年)と同じくUKの「Goner Records」よりのリリース

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2017年02月19日

キャッチー&多幸感

Big Mess
Grouplove
16.0922Grouplove.jpg★★★☆☆

 11年にアップルのCMに取り上げられてブレイクしたユニット。いかにもアップルのCM風なポジティブでキャッチーなポップソング並ぶ。男女混成ヴォーカルの華やかさに加え、シアトル系のオルタナテイストも浴びてグレード感アルポップロック繰り広げる
 USのLAを主拠点にした5人組、“Grouplove/グループラヴ”、約3年ぶり3rdアルバム。今回は初めて外部プロデューサー、“Phil Ek/フィル・エック”(ex. “The Shins”、“Modest Mouse” etc.)を招聘。バンドはNY、LA、ロンドンと出どころ違いのメンツがギリシャで出会い意気投合し09年に始動と。11年のシングルヒットでメジャーバンドに。12年のサマソニで来日歴

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2017年02月18日

サイケでライブ感なロックン

A Weird Exits
Thee Oh Sees
16.0822TheeOh.jpg★★★☆☆

 サイケ感ドライブ感ありありの変態チックなギターロック。スタジオアルバムでさえライブの熱気が伝わるよな騒々しさ。言い知れぬ猥雑さと、ちょっとファニーなムードが合わさる独自性効いたスタイル
 サンフランシス発、ギタリスト&ソングライターの“John Dwyer/ジョン・ドゥワイヤー”が率いるユニット、“Thee Oh Sees/ジー・オー・シーズ”、17thアルバム。これの直前にライブアルバム「Live in San Francisco」をリリース。さらには今作「A Weird Exits」の次作で連作関係となる「an odd entrance」もリリース済みで、活動20年にして、旺盛な活動ぶり。
 自らのレーベルも主催する“John Dwyer”、次の手はソロ・プロジェクト“Damaged Bug”の新作アルバムで3/9にリリース予定

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2017年02月17日

エレポップ、サイケ路線

Innocence Reaches
of Montreal
16.0823ofMontreal.jpg★★★☆☆

 アルバムジャケット通りのサイケな世界観を表出。これまで同バンドはサイケ風味はありだけど、ロック系だったのが、今回一気にエレクトロニ通じた。フロントマンの“Kevin Barnes/ケヴィン・バーンズ”の個人的なブームでエレポップ志向に。影響を受けた具体的名としては、“Chairlift”、“Arca”をあげているが、それらとは全く異なる解釈で、どちらかというと“フレーミング・リップス”方向のレトロ感、原色感ある系統。そしてちょいちょいビートルズ
 20周年を経たUS・ジョージア州発の老舗バンド、“of Montreal/オブ・モントリオール”、14thアルバム。Polyvinyl Recordsより

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2017年02月16日

アーティスティックなパンク

Convenience
Pill
16.0825Pill.jpg★★★☆☆

 アートっぽい不思議感触のオルタナ。パンキッシュな正面顔を持ちながらも、アドリブ風味たっぷりのサックスプレイが錯綜しジャジーでインプロっぽいテイスト。女声ヴォーカルもフリーな感覚でからみ合うニューウェーヴ、ノーウェイヴ
 NY・ブルックリンの4ピース、“Pill/ピルl”、デビューフルアルバム。バンド名やジャケットアートワークにあるよう、Pill→錠剤をテーマをアーティスティックな活動を展開するバンド。今作プロデュースに“Pop. 1280”なるバンドの“Andy Chugg”が帯同。「Mexican Summer」よりドロップ

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2017年02月15日

ソフトなロックで安定感

Here
Teenage Fanclub
16.0923Teenage.jpg★★★☆☆

 一聴、薄味でちょいと古めかしげなロック。その実、良質で深みあるポップソング。安定感ある老舗の味がここに
 スコットランド、グラスゴー発、25周年を過ぎた大御所バンド、“Teenage Fanclub/ティーンエイジ・ファンクラブ”、6年ぶりのフルレンクスアルバム、10th「Here」。前作完成後、主要メンバーの3人、Norman Blake、Gerald Love、Raymond McGinleyはそれぞれソロ活動などで別行動。今作はフランス・プロヴァンス、グラスゴー、ハンブルクなどにてレコーディング。変わらぬソフト路線貫くプロダクション
 3月に約7年ぶりジャパンツアー

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2017年02月14日

優しさフォーキー

Sundur
Pascal Pinon
16.0826PascalPinon.jpg★★★☆☆

 消え入りそうな、繊細すぎるミュージック。ピアノやギターなどで弾き語りデュオ構成。女性の双子によるコンビワークは、とても神聖で神秘的、優しげでイノセントなフォークソング
 アイスランド発の双子デュオ、“Pascal Pinon/パスカル・ピノン”、3rdアルバム。メインヴォーカルのÁsthildur(アウスズヒルヅル)とキーボードなど主に楽器担当のJófríður(ヨフリヅル)の2人。母語国語による歌もあり、影響されたという“ビヨーク”の声と酷似して聞こえるときもある。13年にリリースした前作のツアー後、それぞれ個々の活動のため初めて離れて暮らす経験をし、それらの心情も今作でつづられていると

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2017年02月12日

我が道を行くパンキッシュ

Truth or Consequences
Lié
16.0828Lie.jpg★★★☆☆

 骨太というか、我が道をゆくスタイルの、ダークなパンク。女性3ピースで割とシリアスにノイジーにグルーヴィーなパンクロックを貫く所存。
 カナダ、BC州、バンクーバー発のトリオ、“Lié”による2ndアルバム。バンドは12年に始動。EP2枚の後、15年にフルレンクスのデビューアルバムをリリース。今作はUS・テキサスの「Monofonus Press」よりOUT

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2017年02月11日

淡く切なきシンセポップ

YONCALLA
Yumi Zouma
16.0907Yumi.jpg★★★☆☆

 アルバムジャケット同様の淡く、消え入りそうな優しげ独自世界観のドリームポップ。淡白だけど、至極都会的にオーガナイズされたミュージック。アンニュイな女声ヴォーカルが薄曇りの世界観を強調してる
 NZ・クライストチャーチ発の4人組、“Yumi Zouma/ユミ・ゾウマ”、1stアルバム。バンドは13年に始動。これまで2枚のEPをリリースし、名前を知られるように。世界ツアーも刊行。本国NZのほか、パリ、ブルックリンにメンバーは分散しておりこれまでメールでのやり取りで曲作りしてきたが、今作では同じスタジオでレコーディングをしたと

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2017年02月10日

へなちょこ1人パンカー

Adult Teen
Lisa Prank
16.0814LisaPrank.jpg★★★☆☆

 US・デンバー出身の自作自演パンクロッカーによるキッチュな作品。おおよそストレートでローファイすぎる内容に腰くだけの聴き後感。ライブでは相棒のドラムマシーン“MC-505”と共にエレキギターをかき鳴らし歌うたいと
 現在はシアトルが拠点の“Robin Edwards”によるソロ企画、“Lisa Prank/リサ・プランク”、2ndアルバム。元は地元デンバーで活動していたが、女子バン、“Tacocat/タコキャット”の強力な誘いでシアトルへ乗り込み、プロジェクトスタート。

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2017年02月09日

アフリカン・ファンキー

Brothers & Sisters
LAKUTA
16.0818LAKUTA.jpg★★★☆☆

 こってりとアフリカナイズな仕上がり。アフロとファンク、ジャズ、ソウルな縦横にワールドミュージックゥな展開。ホーンセクションがうねり、アッパーな祝祭感溢れる内容物。
 UK・ブライトン発10ピース、“LAKUTA/ラクータ” デビューアルバム。バンドは“Cicely Taylor/シスリー・ローズ”
(Perc)、とケニア+タンザニアのハーフでヴォーカル“Siggi Mwasote/シギ・ンワソテ”により始動。メンツもかなりの多国籍部隊「Tru Thoughts」よりのドロップ

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2017年02月08日

パンキッシュ&ドリーミー

Episodic
Field Mouse
16.0817FieldMouse.jpg★★★☆☆

 なんともせつなき、女声によるエモーショナルでロッキンな響き。ドリーミーかつパンキッシュでグランジぃな毛色で突き進む爽快感。甘辛レンジの広さも特徴
 NY・ブルックリン拠点の男女混成5人組、“Field Mouse/フィールド・マウス”、2ndアルバム。バンドは2010年に“Rachel Browne”(Vo)、“Andrew Futral”(Gu)2人により、自主制作アルバムリリースとともに始動。その後4人組となり、ボストンのレーベル「Topshelf Records」に所属で14年に『Hold Still Lif』ドロップ。今作ではさらに5人に拡張してリスタート

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2017年02月07日

浪漫なレトロ感

Consent
Vallens
16.0815Vallens.jpg★★★☆☆

 UKライクのモヤモヤ感。ニューロマンティックなレトロなテイスト。現代で言えば、ニューゲイズと取られるか。レトロでダークでメロウな響き。独特な暗黒感が引っ掛かりとなる
 カナダ・トロントの男女混成カルテット、“Vallens”、デビューアルバム。バンドは、ギター&ヴォーカリスト“Robyn Phillips/ロビン・フィリップス”により、14年にソロ・プロジェクトとして始動。15年にバンドへと拡張した

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2017年01月31日

遠く響く、快く響く

Passing Shade
Twin River
16.0731TwinRiver.jpg★★★☆☆

 モヤっとした仕立てのジャングリー・ポップ。ガレージなギターポップサウンドはモコモコな仕上げエフェクトで切なく郷愁感を誘う。広大な大地を思わせる包容力ある仕立て
 カナダ、バンクーバーの男女混成5ピース、“Twin River”、2ndアルバム。Light Organ Recordsより
 バンドはCourtney Ewan(Vo)とAndy Bishop(Gr)により始動し、のちに他メンバーが参加。12年3月にEP『ROUGH GOLD』をドロップ。15年に初回アルバム『Should The Light Go Out』

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