2013年12月31日

笑いと音楽の殿堂イベント

《LIVE REP》国民の叔母・清水ミチコの『ババとロック』 in 日本武道館
13.1230babato.jpg★★★☆☆

 清水ミチコの武道館ピンチヒッターイベントで『ババとロック』。誰か「大物」のキャンセルによりお鉢が回ってきた清水ミチコがメンツ集めて打ったフェス形式イベント。笑い好きミュージシャンと音楽寄り芸人が集結。豪華メンツ集まり次々ステージ繰り返される中、セットチェンジ中の幕間映像で黒柳徹子と清水がトーク。黒柳のマシンガントークに清水がツッコミを入れるが、それをはねのけて意味不明な境域に突き進む黒柳の面白タレントとしての側面を切り取ったビデオになっててスグレもの。幕間Vではあと松尾スズキとコラボの『セットチェンジの歌』でアース(Earth, Wind & Fire)のパクリで奇妙なダンスとともに楽屋ネタを披露。あとはマキタスポーツとコラボした『口パクの歌』で売れっ子ほどやってると毒入りパロディ。
 音楽ではトップの「EGO-WRAPPIN’」が静まる客ををよそに我が道をゆく圧巻ステージで空気を温め、レイザーラモンRGら笑い系につなげた。マキタスポーツのバンドユニット「マキタ学級バンド」も初めて生で見たが割と古典なコミックバンドの出し物で笑ける。あと、少し懐かしの「スチャラダパー」、あまちゃんメンバー続出の「グループ魂」。最後主宰者、清水ミチコ、オンステージでグランドピアノでお約束、超絶技巧弾き語りにより充実のステージング。ラストのアンコールで出演者総揃えでたぶん「24時間テレビ」をパクったとと思しき出し物だが、これはちと見てないから分からんかった
 1/4、wowowでオンエアー

清水ミチコofficial

BARKSライブレポート
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2013年12月19日

歌ものニウロック

Weather Report
People In The Box
13.1108PeopleInTheBox.jpg★★★☆☆

 清廉な男声ヴォーカルを主にした一見コンサバティブな3ピースロック。しかし一筋縄でいかぬ偏屈さが聞いて取れる。音響系ポストロック調の壮大ムードなモノがあれば、シンプルなギター&ヴォーカルのフォーキッシュなトーンあり。電気ギターのリフを効かせたスピード感ある曲あり、技巧派構成のプログレ風ありと変幻自在の陰影がある。特に今作では曲自体21曲あるものの、これを全部トラック1にまとめた。1曲ごと飛ばし聞きができない。アルバム1枚1トラック70分、魂の1本勝負。
 「残響レコード」所属、北九州市発のトリオ、”People In The Box”、1ねんぶり、4thアルバム。シュールな詩的世界にさまいこむ趣向

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2013年12月09日

Superfly、栄光のわだち

Superfly BEST
Superfly
13.1110Superfly.jpg★★★★☆

 ヴォーカリスト越智志帆を核としたビッグプロジェクト、”Superfly”、キャリア初のベストアルバム。04年にプロジェクトスタートで、07年に初シングルをリリース、以来6カ年のシングルをリリース順に連ね26曲、さらに新曲3曲を混ぜんでの2枚組。パワフルでソウルスピリッツあふれる歌声、さらにそれと好対照をなす情感たっぷり聞かせるバラードも彼女の持ち味。活動6年、栄光のわだちは深く、くっきり鮮やかに刻み込まれ、さらに未来へと向かう。スキなし史上の豪華詰め合わせアルバム

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2013年12月01日

轟音しみいるインスト系

DOCUMENT
あらかじめ決められた恋人たちへ
13.1111arakajime.jpg★★★☆☆

 胸にしみいる叙情派インスト・ロック。クライマックスでは轟音ギターの分厚いレイヤーで盛り上げるが、とどこか郷愁と牧歌的な香りが全編にただよう。曲によりダブアレンジや、ハモニカ、テルミン、オールドテイストの鍵盤系など使用し独特の構成、エクスペリメンタルなアプローチで突き進む。
 ツタヤで発見してレンタル。キャリア15年越えのベテランユニットらしいが初聞き。この線は世の中にありげで突出感はないが独自の味わいはあるかな。
 97年始動。当初は首謀者、池永正二のソロとして始まり、現在では通常のバンドメンバー他、PA、照明などステージ構成をひっくるめたユニットとして活動の模様

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2013年11月28日

ドラムヴォーカルでパワーポップ

カフカナイズ
シシド・カフカ
13.0923shishido.jpg★★★☆☆

 黒髪長身、モデルライクなルックスでドラム&ヴォーカルの異色スタイル。勢いある、パワーポップを追求した世界観。全編日本語詞によりキャッチーな歌謡ポップを志向。ありそうでなかったこんなスタイル
 メキシコ生まれでアルゼンチンにも在住経験を持つ、ソロシンガー、”シシド・カフカ”、デビューアルバム。超技巧が要されるドラムたたきながらのヴォーカルでライブを担う。キャリアとしては「THE NEWS」なる女子バンドでドラムを担当。ほか、モデルやドラム併用でないヴォーカルなど。芸名「カフカ」はチェコ語でカラスの一種を意味すると。普段の黒ずくめな服装から取られたと。

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2013年11月15日

スカパラ進行の一矢

Diamond In Your Heart
東京スカパラダイスオーケストラ
13.0924sukapara.jpg★★★☆☆

 割とスタンダードなカバー曲が何曲かあって、カバーアルバムかなと思いきやそうでもなく、オリジナルフルアバム。”スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)”、前作「欲望」から1年経たずして18作目をリリース。盟友の細美武士(the HIATUS)をゲストボーカルにしたタイトル曲でM1の「Diamond In Your Heart」で勢いよく口火を切り、とびきりの現在進行形を聞かせる。この春、USのメジャーフェス「コーチェラ」に日本人として唯一の出演。会場至近のロスで大御所エンジニアを招いてレコーディング。前作はロンドン、バルセロナで録音をしており今作ではまた新たな風を入れた。いつもながらの疾走感ある構成に好感

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2013年10月05日

相対性理論、変幻の作

TOWN AGE
相対性理論
13.0827soutai_TOWN.jpg★★★☆☆

 曲で言えばフレーズというかリフというか彼らの特徴的な部分が弱まり普通っぽくなった印象あるが、唯一無二のヴォーカルが君臨するユニット故に芯の所は何も変わらない。新たな次元へとステップアップの過程。オリジナルメンバーが2人減り、新たなメンバー構成による影響はある。
 "やくしまるえつこ"を首謀者にしたポップユニット、"相対性理論"、3年ぶりオリジナルアルバム。一時の盛り上がりからは遠ざかり、穏やかに洗練されたポップワールド切り開く。先日、マイブラ(My Bloody Valentine)の東京フォーラム公演で前座で出てたのを見たが、ツインドラム構成で意表をついた。その実、それほどリズムを強調した音でもなくツインにしてる理由が分からんかったが、MCがほとんどなく淡々とした進行が幾分格好良く映った

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2013年08月28日

和テイスト・エレクトロ・クイーン

なんだこれくしょん
きゃりーぱみゅぱみゅ
13.0826kyarii.jpg★★★☆☆

 原宿カルチャー象徴のファンションアイコンにて売れっ子シンガー"きゃりーぱみゅぱみゅ"の2ndアルバム。全編、中田ヤスタカ(ex. "capsule")の関与にて、半数近くがCMなどのタイアップで聞き覚えのある曲多し。今を時めく2人のコラボにて勢いあるエレクトロ歌謡ポップ、ちょいと和テイスト。1stアルバムは12年5月のリリースで1年を経て2作目。最近ではワールドツアー(13都市)を成功させ、今年9月よりキャリア初の国内のホールツアーが皮切りに。ブームは再高潮。これからどうなる

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2013年08月23日

スキマある遊戯系

3 1/2
nhhmbase
13.0722nhhmbase.jpg★★★☆☆

 しばりのない自由なアンサブル。変拍子に、聞いたことないグルーヴのアルペジオ、男声ハイトーンは心地よさを狙わない不可思議な旋律を進む。過去に例無き変態音楽だけど、個々の音がクッキリしてて極めて風通しの良いすき間あるアレンジメント。
 04年より都内でキャリアスタートしたバンド、"ネハンベース"、2ndアルバム「3 1/2(サントニブンノイチ)」。前作の1stは5年前『波紋クロス』。その間、マモル以外のメンバーが脱退し、メンバーが入れ替わる中、ソロ・プロジェクト的に展開した行程。自由だけど、楽器間の複雑な組み合わさりもあり緻密さもにじみ出る。

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2013年08月11日

クラムボンのバラバラ カバー

LOVER ALBUM 2
クラムボン
13.0716clam_LOVER.jpg★★★☆☆

 ビートルズあり、アニメソングあり、中森明菜あり、七尾旅人ありの超バラバラな取り合わせカバー。アニメ『らき☆すた』から取りあげたM13「幸せ願う彼方から」は、下にYouTubeを貼ったが、感動的なPV作られて印象的なバラード曲。あとはM11「何も言わないで」は、ベーシスト"ミト"の両親が過去に音楽活動をしており当時の曲を取りあげた。あとはM10で七尾旅人「ぎやまん」は色んな音源コラージュしたアート作品っぽい問題作。
 3ピースロックスの"クラムボン"によるカバーアルバム第2弾。06年の『LOVER ALBUM』に続くカバー作で約3年ぶりスタジオレコーディングのアルバム。彼らなりの売れ線から外れた通好み、というか、しばりの無いナチュラルな選曲。自由な音楽遊戯

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クラムボンmito氏による「LOVER ALBUM 2」音源解説


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2013年07月31日

超絶3ピース、凛として新作

i'mperfect
凛として時雨
13.0710rintoshite.jpg★★★☆☆

 弩級のスリリングさをはらんだ轟音ロック。つんざくようなハイトーンヴォイスで男女ツインヴォーカル。G+V、B+V、Dr、3ピースによる、激しくも切ない叫び狂うよな超絶アンサンブルが聞き物。
 "凛として時雨" 、 2年半ぶり通算5枚目アルバム。前作から今作までの間、TK(Vo、G)はソロアルバムを出すなど、メンバーそれぞれが個別活動に入り新展開。そして今作リリースにおいてはよりポップさが開花しキャッチーな展開が増えたか、いやしかし、ハードさはぶれずにトータル9曲、38分を疾走する

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2013年07月25日

リスタートつしまみれ

つしまみれ
つしまみれ
13.0711tsushima.jpg★★★☆☆

 乙女チックな作詞に独特のパンキッシュなロッキン。彼女らならではの暗黒、毒っけを残しつつ今作はいくらかキャッチーでポップロックな矛先。
 3ピース ガールズロックで14年めバンド、"つしまみれ"、自らのレーベル、Mojorより3枚め。キャリア初のセルフタイトルアルバム。バラエティ感あるラインナップで、"つしまみれ"リスタートな色合い強いか。"ゆらゆら帝国"に携わったエンジニアの"中村宗一郎"が曲作りの段階から関与しての制作で新風吹き込む

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2013年07月11日

軽量ミニマルな実験系統音楽

Toropical Circle
Takako Minekawa&Dustin Wong
13.0518TakakoMinekawa.jpg★★★☆☆

 ウィスパーボイスと独自のコラージュ感覚、キッチュでキュートな世界観築いてた伝説のミュージシャン、嶺川貴子復活作にて、"Dustin Wong/ダスティン・ウォング"なるギタリストとの共作。初回聞いての印象はインストとも近しく、淡白で「薄め」。嶺川のヴォーカルは言葉をはっきり聞かせるでなくハミングのような使い。一種の楽器としてその他の音レイヤーに埋もれている。全体として2人して宅録を楽しむ風合いのミニマルで軽量、繊細で幻想的でアブストラクトな雰囲気音楽
 Dustin Wongは幼少期は日本で育ち青年して渡米し音楽活動では"Ponytai等のバンド経てソロ始動し、"Beach House "の前座でツアーするなど売り出し中のアーティスト。嶺川がDustinのライブに行き、元々彼女のファンだったため共演・共作が進んだと。

plancha

ナタリー



震撼音像
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2013年07月07日

多幸感あふれるCD

JAPANESE COUPLE
□□□
13.0503kutiroro.jpg★★★☆☆

 ジャパニーズ、ブレイクビーツ。ヒップホッパー集団、□□□(クチロロ)の1年ぶり9thアルバム。毎回クッキリとコンセプトが浮かぶが、今回はラヴソング取りあげた多幸感あふれる作り。そして今回発の試みとして、首謀者にして作曲者、三浦康嗣(こうし)が全編リードヴォーカル担当、他メンバー、村田シゲ、いとうせいこうらも掛け合いにて存在示す。劇演出家、柴幸男とのコラボワークを精力的にこなす中、昨年の音楽劇“ファンファーレ”での挿入歌もカップリング

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震撼音像
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2013年06月03日

虚無の響き、諸行無常

カバー・アルバム第一集
山本精一
13.0504yamamoto.jpg★★★☆☆

 脱力とも違う。達観とも違う。なにかいい知れぬ虚無感、無常観が伝わる弾き語り楽曲。国内外のフォーク系アンセムが並ぶ。山本精一のつかみ所無きワークスの音楽的ルーツをかいま見る作業。淡白に優しく丁寧に、そしてサイケデリックな響き、彼岸のミュージック

 "ボアダムス"から"想い出波止場"、"羅針盤"、 "PLAYGROUND"などと数多くのユニットに参加、あるいは主宰するなど、変幻自在の活動で知られるギタリスト、"山本精一"のソロ作にしてカバー曲集。第一集とあるので二集はあるなしか。ミキシングにも手を入れたM9、ジャックス「からっぽの世界」は聞き物

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P-VINE



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2013年05月24日

深海、深淵なる場所

Bare Strata
Chihei Hatakeyama
13.0323Chihei.jpg★★★☆☆

 音楽の無限を感じさせるドローン系。新進の日本人ドローン・アーティストによる作品。長尺が2曲。広がりゆく、層を成した音響。低く遠く響き渡り、まだ見ぬ深海の様な地平を思わせる不可思議な感覚へと陥落する
 06年デビューし、現在ヨーロッパでも人気の日本人アーティスト、"Chihei Hatakeyama"によるアルバム。2曲あるうち、M1はシドニーでのライブ音源。M2は同じくシドニーでのライブ収録の音源を再構築して完成。ブライアン・イーノのオマージュとして同名タイトル「Returnig」と名付けられてる

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2013年05月16日

アルバムまるごと展開力

eureka
きのこ帝国
13.0322kinoko.jpg★★★☆☆

 サイケデリックに轟音、シューゲイズとおいしい具の詰まったオルタナティブ。ミディアムテンポで分厚く構成する曲の多い中、アルバム全体を通しての展開力が素晴らしい。ヴォーカルの異色性。どうやらメインヴォーカルは女性らしいのだが、アルバム前半は男声にしか聞こえない。曲もラウドめなものを集中させてる。終盤になりようやく女声と分かるが、まあ実のところ男声女声なんてどうでもいいのだが、不思議なひっかかりは残る。
 07年結成4人組ロック、"きのこ帝国"、フルアルバムとして初回アルバム。ほぼ一発撮りパッキングした臨場感みなぎる一枚。下北沢、渋谷を主にしたライブバンド。ツタヤレンタルで発見

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佐藤twitter



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2013年05月14日

ロマンティックは止まらない

Her Decorated Post Love
HOTEL MEXICO
13.0326HOTELMEXICO.jpg★★★☆☆

 モンヤリしたリバーブ・ギターの海を往く、コレまた輪郭の見えないモヤモヤの空間加工されたヴォーカル。英語詞で浪漫なテイストのボーカルアンサンブルで浮遊感と郷愁感に富む。どこかで聞き覚えのあるよな音作りだが、日本に派生してきたチルウェイヴ ライクなアプローチとしてそこはまた新鮮な響き
 10年より始動の6人組ロックの"HOTEL MEXICO"、2ndアルバム。今作は「ロマンチック」をテーマにして、ミニマムな録音環境にて手作り感あふれる制作。
 通な音楽家を多数輩出してる京都産の新星で、海外ライブも積極的に行い音楽メディアでも広く取り上げられる存在。

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2013年05月09日

アブストラクトな旋律と歌い

East Facing Balcony
ツジコノリコ+竹村延和
13.0501TujikoNoriko.jpg★★★☆☆

 抽象世界を往くアトモス。幽玄に墨絵を思わせるエレクトロニカ。限られた音数のサンプリングと浮遊感ある女声の歌いでつむがれた新感覚アンビエント。
 方やパリに方やベルリンを拠点にした電子音楽家2人、"ツジコノリコ"と"竹村延和"によるコラボ作にて12年6月にリリースのモノ。ツジコは11年に"Tyme."との共作に続くアルバムで、竹村は6年ぶりのアルバム。ツジコは従来から実験感覚にあふれたエレクトロニカ&ヴォーカルを志すが、新たなパートナーとのコラボにより、クッキリと輪郭が現れたよなよりヌケの良い創作に

ツジコノリコ

竹村延和



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2013年05月05日

空気を捕らえた透明性

おむすひ
高木正勝
13.0327takagi.jpg★★★☆☆

 空気を捕らえたよな、主としてピアノによる雰囲気音楽。少ない音でゆらぎある心象風景やらの描写風。各地で収集した音スナップをコラージュして練り込んだ楽曲。とりとめなく、移ろいゆくアンビエンス。
 京都発の音楽家兼映像作家の"高木正勝"による自己コンピレーションにて自身3年ぶりのフルアルバム。前作以降の仕事、映画やテレビ番組のBGMとして作曲されたものやら、それ以前の過去の音源収集のまとめ。ソースとしては映画『たまたま』やNHKドキュメンタリー番組「仁淀川」のサントラ、世界各地で現地の人に口伝えで歌ってもらったモノなどをパッキング。優しさと慈愛、幸福感に満ちた2枚組CD

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2013年04月14日

宇宙から神経までヴォヤージュ

neuron
sleepy.ab
13.0328sleepy.ab.jpg★★★☆☆

 やさしげで浮遊感ある男声ヴォーカルが率いる歌謡ポストロック。ストリングスやギターエフェクトで幅を持たせ空間の広がりに気を使ったひとくせある曲の作りで、男声ファルセットを含めあくまで歌を大事に立たせるよう構築された風の繊細な音作り心地よし
 札幌在住の3ピースロック、"sleepy.ab"(スリーピー)、7thアルバム。今作よりオリジナルメンバーのドラム担当が脱退し3人組に。タイトルの「neuron(神経)」は今作のリード曲「アンドロメダ」の完成から始まり、「宇宙の構造と脳神経の構造が酷似しているっていう内容の絵を見て」そこからイメージしたと。

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2013年01月29日

渋さの仰天カバー集

渋彩歌謡大全
渋さ知らズ
12.1221shibusa.jpg★★★☆☆

 魑魅魍魎の雑多さが心地いいとするか否か。渋さ("渋さ知らズ")の全員参加型劇場空間創出のライブ感をパッキングしたよなハイテンションアルバム。昭和の香りをまき散らしつつ、ホーンセクションが叫喚、混沌とした独特のドライブ感で突き進む名曲集。「夢は夜ひらく」など昭和歌謡、懐メロから、YMO「RYDEEN」、近くは「Swallowtail Butterfly」など、渋さらしい幅広い取り合わせ
 「ダンドリスト」不破大輔率いる大所帯ビッグバンド、"渋さ知らズ"、キャリア初のカバーアルバムがリリース。1年前くらいにライブを一度観たが、白塗り舞踏集団やらダンサーチーム、ふんどし男やら市民ゲストも参加で毛色は猥雑、アクの強いインパクトで迫りくるパフォーマンス。今作では遠藤ミチロウ、三上寛、渚ようこ、サンディーらがゲストヴォーカルで参加

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2013年01月18日

清純潔白な美メロ・ロックス

Ave Materia
People In The Box
12.1222PeopleInThe.jpg★★★☆☆

 ギター、アルペジオを基調に男声ヴォーカルが牽引する清純潔白な美メロ・ロックス。渋谷ツタヤ、ポストロック系セクションよりレンタルしたが、ポストロック色薄く一般受けしそうな大衆的ポップロックの印象もあり、どこか哲学的で破壊性を潜めていそうな部分もあり、それでもとても透明感があり郷愁感ありのココロ暖まるロックスだったりの複雑系
 北九州市発の3人組、"People In The Box"、3rdアルバム。03年に結成され、初動メンバーはG&Voの波多野裕文1人が残り他2人は途中加入だと。ググれば、バンドカラーも色々変遷しており、今作は傾向としてアコースティック系が台頭し変拍子系が抑えられよりポップな方向にシフトしているよう。

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2013年01月15日

Do As、10枚目節目アルバム

Do As Infinity X
Do As Infinity
12.1220DoAs.jpg★★★☆☆

 粒ぞろいでエポックメイクな今作。アルバム通算10枚目という節目にふさわしく、古き良き"Do As"カラーをイメージして、というかキャリア初期の頃の「ノリ」をオマージュしたよな、いかにも"Do As"な懐かしの雰囲気フレーズがあちこちにまぶされていて好感触。ライブ受けしそうなグルゥヴィーでテンション高めのロック系を中心に、切な系ミドルナンバーなど緩急ある構成。Jポップの御大、亀田誠治氏全面関与でつややかな仕上がりに
 ジャパニーズ、ポップロック歌謡系2人ユニット、"Do As Infinity/ドゥ・アズ・インフィニティ"、前作から約半年の短スパンで10枚目アルバムをリリース。これでまでアルバムタイトルが英文字しりとりでつながっていたのが今作途切れてる。

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2013年01月08日

オーリオール。多彩なアンビエンス

Reincarnation
Aureole
12.1219Aureole.jpg★★★☆☆

 ジャパニーズ、ポストロックで6人組バンド。轟音系のアンビエンスロック、ダブステップ、フォークトロニカ、トライバル等曲ごとに様々な顔を見せる多彩な手札。ファルセットな男声ヴォーカルが特徴的で楽器のようにたわむれ浮遊する。ビブラフォン、フルートなどの生音の使いも特徴的で、美麗さと優しさと時折見せる激情が混在の神秘なる音像
 07年より始動の男女混成6人ユニット、"Aureole/オーリオール"、2年ぶり通算3枚目アルバム。フロントマンの森大地(G&Vo)はレーベルの"kilk records"の主宰でもあり、日本のポストロックシーンを牽引する1人

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2013年01月05日

がっぷりと「歌の力」で迫り来る

リトルメロディ
七尾旅人
12.1218nanao.jpg★★★☆☆

 のっけからホワイトノイズをサンプルした序章。何やら電子音が混じるがこれは放射能センサーの感知音だという。2曲目で「圏内の歌」、震災福島を訪れたことからつむぎ出された静かな曲。シンプルな弾き語りを多く集めた、いつもの奇抜なアルバム構成とは一線を画した、祈りのような真摯な感情が込められたシリアスなアルバムに仕上げられてる。
 98年頃よりキャリアスタートの孤高のソロアーティスト、ギター弾き語りスト、"七尾旅人"、6thアルバム。シンプルなアレンジメントで「歌の力」を前面に押し出したメッセージ色の強い純化フォークアルバムの構成。"Phew"のライブで前座で出ていたのを一度観たことがある。実験性に満ちた奇特なアーティストとの認識だったが、今作はこれを覆す誠実感

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