ロバート・アルトマン
★★★☆☆wowowオンエアを録画して観賞。しかし何回みても同じ時点で眠ってしまう不可思議な揺らぎ感覚がある作品。退屈とは違う、ある種のここちよい感覚。なんのストーリが進んでいるかわからないうちに自然意識が遠のくような。
アルトマン監督の得意とする群像劇の代表的作品であるとは見終わった後に知るが、とてつもなく混とんとしてる映画である。主要と思しき複数のドラマが並行して進む中で人物それそれが交錯し時に一つの舞台に集結する。綿密なプロットで構成されたものナノだろうが、なにげにユルく、言葉多く、もたれ気味の感覚。決して不快ではないのだが、それこそ「微妙」な印象。混とんとしつつも70年代当時の空気感が真空パックされたよなリアルな感触もある
舞台は音楽の都、ナッシュビル。とある大統領候補の選挙戦キャンペーン、そして全米で放送されるカントリーミュージックの祭典“グランド・オール・オープリー”などのイベントが重なり大勢の人が集まってくる中でそれぞれのストーリがもそもそと回転していく。大御所カントリー歌手のレコーディング風景。選挙戦キャンペーン。有名女性シンガーがやって来るなりこけてケガして入院。幹線道路では主要な登場人物が大渋滞に巻き込まれた状況でだらだらとしたやり取りをする。そんな中(これは終始出てくるのだが)選挙カーによるアジテートがこだまし。歌手志望の女性が都会を目指す。おせっかいなBBCのレポーターはインタビューと称して有名歌手に接近し、里帰りした尻軽娘の家では怪しげなバイオリンケースを持つ青年が下宿をはじめ、唖の娘を持つコーラス隊の女性はイケメンシンガーと不倫。歌がヘタな女性は色気で売り出そうとするも選挙戦に利用されるだけ。など‥
ラストでカントリーフェスティバルで登場人物皆が参集する。そしてケガから復帰した歌手をめぐりとある事件が起るとなるが‥
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